(中央社テヘラン20日総合外電報導)トランプ米大統領が軍事行動再開命令のわずか1時間前に作戦を中止したと述べたことを受け、イランは本日、米国が再度攻撃を仕掛ければ、戦火を中東地域以外に拡大させると警告した。ロイター通信の報道によると、トランプ大統領が停戦合意に達し、「オペレーション・エピック・フューリー」を中断してから6週間以上が経過したが、戦争終結に向けた交渉はほとんど進展していない。イランは今週、米国に新たな提案を行ったが、その公開された内容には、ホルムズ海峡の管理権、戦争損害の賠償、制裁解除、資産凍結解除、米軍撤退など、トランプ大統領が以前に拒否した条件が再び含まれていた。トランプ大統領は18日と19日、新たな爆撃作戦の命令を出す寸前までいったが、土壇場で外交にもう少し時間を与えることを決めたと述べていた。大統領は昨日、ホワイトハウスで記者団に対し、「本日命令を出す予定だったが、その1時間前に中止した」と語った。一方、イランは再度の攻撃を受けた場合、米軍基地が駐留する中東諸国に報復すると繰り返し脅迫してきた。本日、イランはさらに遠方の標的を攻撃する可能性も示唆した。イスラム革命防衛隊は国営メディアを通じて声明を発表し、「イランに対する侵略が再び行われれば、すでに約束されていた地域戦争は今回、地域外にまで拡大するだろう」と述べた。テヘランとワシントンが戦争終結提案を巡り膠着状態に陥る中、AFP通信はイラン国営メディアの報道を引用し、パキスタンのモーシン・ナクヴィ内務大臣が本日イランに向かったと報じた。これは同氏にとって1週間で2度目のテヘラン訪問となる。国営イラン通信(IRNA)がイスラマバードの外交筋の話として伝えたところによると、「ナクヴィ氏はイスラム共和国の当局者と会談するためテヘランに向かった」。パキスタンはイランと米国の間で仲介役を務めている。イランのメディアは、ナクヴィ氏が16日に交渉プロセスを「促進」するためテヘランを訪問したと報じている。
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- 出典:中央社 CNA
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