高山病対策のPAC、点検直後に効果発揮 雪霸国立公園の聖稜線で登山者を救助
雪霸国立公園の聖稜線に設置された携帯型加圧バッグ(PAC)が4月の年次点検後まもなく、重度の高山病に罹った登山者の救助に役立った。4月29日、悪天候でヘリコプターが救助できない2日間、PACが登山者の容体を安定させ、無事救助に繋がった。この出来事は、高山での救助におけるPACの重要性を浮き彫りにしている。
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- 📰 発表: 2026年5月19日 21:31
- 🔍 収集: 2026年5月19日 22:02(発表から31分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 22:11(収集から9分後)
携帯型加圧バッグ(PAC)は、重度の高山病の症状を緩和するのに役立つ画期的な装置だ。雪霸国立公園の聖稜線にある6つの山小屋・キャンプ場のPACは、年次点検で機能が正常であることが確認され、その直後に早速活用され、登山者が救助を待つ時間を乗り切り、無事に下山するのを助けた。雪霸国立公園管理処が本日、プレスリリースを通じて発表したところによると、社団法人台湾野外地区緊急救護協会が4月に協力し、聖稜線I型ルート沿いのPACの年次点検を完了させた。九九山荘、中霸山屋、霸南山屋、素密達山屋、雪北山屋、および三六九臨時キャンプ地など6か所の設備はすべて正常に機能することを確認した。点検完了から2週間も経たない4月29日、45歳の男性登山者が素密達山屋付近で重度の高山病を発症した。悪天候のためヘリコプターがすぐに離陸できず、救助が2日間にわたって妨げられたが、登山隊は即座に山小屋内のPACを使用して男性のバイタルサインを安定させた。最終的に、地上救助隊員と合流し、救助ヘリコプターによって無事下山した。雪管処によると、PACの動作原理は物理的な魔法の箱のようだ。足踏みポンプで袋内の圧力を上げ、電力を一切使わずに、標高約1500〜2000メートル降下した気圧環境を模擬し、患者に十分な酸素量を供給することができる。これらの「赤い救助カプセル」は、高山の低酸素環境において、登山者が死の淵から生還するための重要な武器となる。高山病を直接治すことはできないが、救助を待つ時間を稼ぐのに役立つ。雪霸公園内には現在、合計11の山小屋にPACが設置されている。雪管処によれば、1台のPAC設備は数十キログラムにもなり、ボランティアたちが体力と忍耐力で、崩落地や急斜面を越えて担ぎ上げている。過去の点検では、一部の登山者がPACの保管容器をゴミ箱や生ごみ入れと間違え、設備が損傷するケースが稀にあったため、この救命用具を大切に扱うよう呼びかけている。