(中央社記者 黄雅詩 ローマ19日専電)イスラエル軍は本日、ガザ支援の「グローバル・スムド船団」を武力で封鎖した。その中にはイタリア船も含まれており、船上のイタリア人29人はイスラエル南部の都市アシュドッドに連行された。イタリアのタヤーニ外相は、イスラエルに対しイタリア国民の身の安全を確保するよう呼びかけた。イタリアのANSA通信の報道によると、イスラエルはガザに向かう「グローバル・スムド船団」(Global Sumud Flotilla)の全船舶を封鎖し、本日一部の船がガザ地区から100カイリ以内に到達した際、イスラエル海軍から発砲されたとされている。そのうちの一隻には、五つ星運動(M5S)のダリオ・カロテヌート議員、77歳の医師、ジャーナリスト、学生、労働者など、イタリア人が多数乗船していた。イタリアのタヤーニ外相(Antonio Tajani)はプレスリリースを発表し、在イスラエル・イタリア大使に対し、イスラエル政府にガザ船団に参加した全イタリア国民の尊厳が守られ、その身の安全が保障されるよう正式に要請したことを明らかにした。タヤーニ外相はまた、イスラエル当局による武力行使について緊急調査を行うよう求めた。イタリアの活動家によると、イスラエル当局は船団に対しゴム弾を使用したという。報道によると、イスラエルは実弾の使用を否定しているが、「警告目的で、抗議者ではなく船に対し非致死性兵器を使用した」ことは認めており、「負傷者はいない」と強調している。報道によれば、「グローバル・スムド船団」がこの行動を起こした目的は、人道支援物資を輸送し、ガザの悲劇に対する国際社会の関心を喚起することであった。船団は今回、39カ国から426人の活動家を乗せた54隻の船でトルコを出発したが、以前に一部の船がキプロス付近で阻止されており、本日、イタリア船を含むすべての活動家が阻止され連行されたため、行動は中止を余儀なくされた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:國際