機関長が配電盤修理中に階段から転落死 運安会:墜落防止措置なし

漁船「詠勝2號」の輪機長が配電盤修理中に梯子から転落死しました。運安会の調査報告によると、現場には墜落防止措置が講じられておらず、不安定な姿勢での作業が原因とされています。運安会は漁業会社と農業部に安全対策の強化を勧告しました。
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  • 📰 発表: 2026年5月10日 11:54
  • 🔍 収集: 2026年5月10日 12:01(発表から7分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月10日 12:06(収集から5分後)
中央通信 (中央社記者・余曉涵、台北10日電)台湾籍漁船「詠勝2号」の機関長が昨年、機関室の階段付近で配電盤を修理していた際、階段から転落して負傷し意識不明となり、病院に搬送されたものの死亡した。国家運輸安全調査委員会(運安会)はこのほど調査報告書を公表し、現場には墜落防止のための防護設備が設置されておらず、それが機関長の転落につながったと指摘した。 2025年、台湾籍漁船「詠勝2号」には16人(台湾籍の船長と機関長各1人、外国籍船員14人)が乗船していた。香港の錨地から南東約57カイリの地点で、機関長が船員1人とともに機関室の階段付近で配電盤を修理していたところ、階段から転落して負傷し意識不明となった。現場の乗組員は直ちに救急処置を行い、その後、香港の救助ヘリコプターで病院に搬送されたが、搬送後に死亡が確認された。 国家運輸安全調査委員会によると、調査の結果、機関長は修理作業のリスク評価を行わないまま、転落の危険がある階段付近で配電盤の修理を実施していた。また、墜落防止の防護設備も設置されていなかった。作業時には片足を階段の踏み面に置き、もう片方の足を壁面のくぼみに掛ける不安定な姿勢で作業しており、その過程で右足が壁面のくぼみで滑って支えを失い、階段の下まで転落した。 運安会は、機関長が転落する過程で頭部を階段にぶつけた疑いがあり、頭部から出血して昏睡状態に陥ったと説明した。現場で救急処置を受けた後、病院に搬送されて救命措置が行われたが、重傷のため死亡した。 運安会は、和玖漁業有限公司に対し、船隊の乗組員による修理作業手順を強化し、安全教育を徹底するよう提言した。船員が設備修理を行う際に必要な墜落防止設備を提供できる体制を確保し、船員の人身安全を守るべきだとしている。また、農業部漁業署に対しては、台湾籍漁船で海難事故が発生した際の通報体制の強化や、漁船船員の在職専門訓練の充実などを提言した。(編集:管中維)1150510 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。