学生団体、全国大学運動会のボランティアを卒業要件に結びつけたとして抗議 中央大学「参加強制はない」

台湾の中央大学で、全大運ボランティア活動を卒業要件「サービスラーニング」とすることに学生団体が抗議。大学側は強制参加ではなく代替案があると回答したが、学生側は個人情報漏洩も指摘し反発している。
その他NQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月5日 13:18
  • 🔍 収集: 2026年5月5日 13:31(発表から13分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月5日 14:25(収集から54分後)
中央社発 (中央社記者・許秩維、台北5日電)2026年の全国大学運動会は国立中央大学が主催する。中央大学学生会と台湾学生連合はきょう、大学側が卒業要件である「サービスラーニング」と全国大学運動会のボランティア参加を結びつけているとして抗議した。大学側は、多様な代替案を明記しており、参加を強制していないと回答した。 中央大学学生会と台湾学生連合はきょう発表したプレスリリースで、中央大学学生会の統計によると、今年の全国大学運動会では少なくとも8学科、400人を超える1年生が全期間にわたりイベントのボランティアを務める必要があり、参加しない、または時間数が不足した場合、「サービスラーニング不合格」となり、学生が卒業要件を満たせなくなる可能性があると指摘した。 中央大学学生会の蕭善彧会長は、サービスラーニングは学生の自発性を原則とし、授業の実態を備えるべきだと述べた。大学側のやり方は実質的な授業内容がないうえ、卒業要件と結びつけており、教育部の指針に反していると批判した。また、大学側は学位授与の権限を利用し、全国大学運動会に必要なボランティア人員の不足を1年生に転嫁しているとして、「これはサービスラーニングではなく、あからさまな強制労働だ」と述べた。 台湾学生連合の学生権益委員会主任委員、黄莨騰氏は、教育部が2024年に出した文書によれば、労作教育やサービスラーニングが授業ではなく学校行事に当たる場合、学生に参加を強制したり卒業要件に設定したりすべきではないと説明した。授業の性質を持つ場合は、教員が現場で授業を行う必要があり、特別な手続きを経て同意された場合を除き、休日や寒暑期休暇中に実施してはならないという。しかし、全国大学運動会でのサービスは授業ではなく、教員による現場授業もないため、教育部による労作教育・サービスラーニングへの指示に違反していると指摘した。 また中央大学学生会は、大学側が学生ボランティアの個人情報を適切に保存しておらず、学生の「氏名、携帯電話番号、電子メールアドレス」を含む個人情報を、完全公開かつ暗号化されていない形で全国大学運動会の公式サイトに掲載していたと述べた。学生会は大学側に対し、直ちに資料を削除し、影響を受けた学生に通知するとともに、具体的な補償案を提示するよう求めた。 中央大学は声明で、今学期に全国大学運動会をサービスラーニング科目に組み込んだのは、教育目的に基づく総合的な計画であり、学生が大規模スポーツイベントの運営実務に参加し、公共事務の運営に触れ、チームワーク能力を育み、分野横断的な学習経験を積むことを期待したものだと説明した。科目設計の当初から多様な「代替案」を明記しており、学生は本人の意思に基づき、他のサービス方法を選んで科目を修了できるため、参加の強制はないとしている。 ボランティアのシフト表をめぐる個人情報保護上の懸念について、中央大学は、関連資料を速やかに削除し、内部手続きの全面的な見直しを完了したと回答した。今後は匿名化処理と権限別の照会制度を導入し、データへのアクセスを厳格に管理して、情報利用の必要性と個人情報保護の原則を確保するとしている。大学は、本件により生じた疑念と不安について真摯に謝罪し、今後も制度設計の改善を続けると表明した。(編集:李亨山)1150505 事実と共に立つことを選ぶ。あなたの一つひとつの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新情報を即時に把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。