アマゾン、物流ネットワークを開放しB2B市場に参入 FedExとUPSの株価が急落
アマゾンは、自社の巨大な物流ネットワークを他社に開放する「アマゾンサプライチェーンサービス(ASCS)」を発表しました。これにより、FedExとUPSの株価は9%以上下落し、アマゾンの物流市場への本格参入は業界に大きな競争をもたらすと予測されています。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年5月5日 16:21
- 🔍 収集: 2026年5月5日 16:31(発表から10分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月5日 16:44(収集から12分後)
中央通信 (中央社ニューヨーク5日総合外電報道)アマゾンは本日、同社の巨大な物流ネットワークを他企業にも開放すると発表した。原材料から最終製品までの保管と輸送を対象に含めるもので、UPSとFedExの株価はいずれも9%超急落した。 ロイター通信とAFP通信によると、この新サービスは「アマゾン・サプライチェーン・サービス」(Amazon Supply Chain Services、ASCS)と呼ばれ、小売、医療・ヘルスケア、製造業などの事業者が有料で利用できる。海運、道路、鉄道、航空にまたがるアマゾンのサプライチェーン網を通じ、工場から消費者の手元に届くまでの倉庫保管と物流を担う。 アマゾンは100機を超える貨物機の機隊を保有しており、その規模はFedExとUPSに次ぐ。また、広大な倉庫・仕分けセンター網も持つ。今回の米物流業への本格参入により、業界で一定の地位を占める可能性があり、価格と配送速度の面で既存企業をさらに激しい競争に追い込む恐れがある。 この発表を受け、FedExとUPSの株価はいずれも9%超急落した一方、アマゾン株は1%近く上昇した。 アマゾンによると、現在すでにプロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)、3M、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)が先行して契約し、利用を始めている。 アマゾンが今回狙うのは「企業間取引」(B2B)の貨物輸送市場であり、物流業者が競って獲得を目指す利益率の高い市場でもある。個人消費者向けの荷物に比べ、B2B配送は通常、より集約的で予測しやすく、サービスコストも低いためだ。 調査会社Equisights Researchのパース・タルサニア(Parth Talsania)最高経営責任者は、これは「アマゾンが物流をコスト負担からインフラ商品へ転換しようとする」動きだと述べた。 これは、アマゾンが2006年に開始したクラウドサービスAWSにも似ている。AWSは当初、自社のITインフラを最適化するためのものにすぎなかったが、その後、世界最大のクラウドサービス事業者へと成長した。(翻訳:張茗喧)1150505 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。