中央通信

(新北 23日 中央社)新北市石碇区にある五路財神廟(ごろうさいじんびょう)の田姓主任委員が、寺院の登記手続きを支援するという名目で、前主任委員の許氏から廟の資産や土地をだまし取ったほか、交際費や修繕費などの名目で許氏らから計2000万台湾元(約9600万円)以上を詐取したとして、新北地検に詐欺などの罪で起訴された。

起訴状によると、許氏は1997年から石碇五路財神廟を建設し、主任委員を務めていた。同廟は山地保全農牧用地に位置していたため、合法的な登記を取得するには地目の変更が必要であった。

田氏は2018年に許氏と知り合った後、土地の統合や寺院登記の手続きを支援できると嘘をついて許氏を説得し、廟と土地を田氏に贈与するという合意書を締結させた。さらに、2022年以降の財神廟の活動および財務収入はすべて田氏が全権をもって処理すると取り決めた。

検察の調べによると、田氏は2019年に主任委員として登記された後、荘姓の女を秘書に任命し、田氏の息子と共に廟の口座を管理した。その後、田氏は許氏に対して暴力を振るうようになり、竹聯幇(暴力団)などのメンバーと知り合いであることをほのめかして脅し、様々な名目を作り上げて金銭を詐取した。

検察によれば、2020年に田氏は、財神廟の「黄金の聚宝盆(宝の鉢)」が手抜き工事であると偽り、許氏らに500万元の修繕費の負担を要求した。翌年には、廟の従業員が法務部調査局に脱税を通報したと称し、解決のための「交際費」として350万元を要求した。2022年には、廟の牌楼(門)が手抜き工事であり、調査局から資金流出の調査を受けているとして、許氏に300万元ের費用負担を求めるなど、前後して許氏とその家族、廖姓の事務局長らから計2000万元以上を詐取した。

また、田氏は2022年に、ある信者が幼稚園の開設を計画していることを知り、新北市教育局への認可申請を支援できると称して、自身を文教会社の取締役に登記させ、同社の株式10%を詐取した。新北地検はこのほど、詐欺取財や組織犯罪防止条例違反などの罪で田氏を起訴した。(編集:蕭博文)1150423

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