【中央社】台湾自来水公司(水道会社)は、総額2500万台湾ドルを投じて制作した8つの装置芸術(インスタレーション・アート)を台南市政府に寄贈し、山上花園水道博物館で展示を開始しました。中でも「水語森林」と題された作品は、倒木により撤去されたかつての園内シンボルである老ガジュマルの跡地に設置され、新たなランドマークとして期待されています。

台南市政府文化局は本日、同博物館にて除幕式を執り行いました。式典には台湾自来水公司の李嘉榮董事長や台南市の葉澤山副市長らが出席し、水をテーマにした8つの芸術作品がお披露目されました。

李嘉榮氏は挨拶の中で、山上花園水道博物館の前身である「台南水道」が、かつて市民の生活を支えた重要なインフラであったことに言及しました。同施設が国定古蹟として台南市に移管された後、文化局の運営により人気観光スポットとなった経緯を振り返り、今回のプロジェクトを通じて博物館を単なる文化財の保存場所にとどまらず、公共の美学を体験できる場へと昇華させたいと語りました。

特に中心的な作品である「水語森林」は、かつて噴水池があり、後に大ガジュマルが植えられていた園内核心部のロータリーに設置されました。2024年に風雨で倒木した老ガジュマルの記憶と役割を引き継ぎ、霧や垂れ下がる構造を用いて空間の感情を再構築したこの作品は、新たなランドマークとして期待されています。

台南市の葉澤山副市長は、芸術作品の導入によって、同博物館が歴史的な現場から教育・レジャー・文化体験を兼ね備えた複合空間へと変貌したと評価しました。今後も水文化の保存と革新的な解釈を継続し、水の物語を次世代へ継承していきたいと述べました。

台南市文化局によると、これらの作品は園内の随所に配置されており、来園者の動線や視覚的な体験を結びつけ、芸術を通じて水の歴史をより深く感じられるよう設計されています。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:山上花園水道博物館のパブリックアート