米連邦上院は15日、大統領がイランに対して軍事行動を継続する際、国会の事前承認を義務付ける民主党提出の議案を採決し、52対47の賛成少数で否決しました。これにより、米イラン紛争開始から6週間以上が経過する中、共和党議員らはトランプ大統領の対イラン軍事政策を依然として強く支持していることが浮き彫りとなりました。
トランプ氏は米FOXニュースのインタビューで「紛争は終わりに近づいている」と語りました。一方、仲介役を務めるパキスタンのムニール陸軍参謀長がテヘランを訪問し、紛争の再燃回避に向けた調整を行っています。
民主党がこの種の議案を上院に提出するのは今回で4度目ですが、これまでも共和党の結束によりすべて否決されています。今回の投票では、軍事支出削減と憲法順守を掲げる共和党のランド・ポール議員のみが民主党案に賛成し、共和党のジム・ジャスティス議員は棄権しました。民主党側ではジョン・フェッターマン議員が党の提案に反対票を投じました。
共和党のジム・リッシュ外交委員長は、「民主党の提案を支持することは、イラン側に肩入れすることと同義だ」と批判しました。ホワイトハウスと共和党側は、最高司令官である大統領には、国家防衛のために限定的な軍事行動を命じる権限があるとの立場を崩していません。
世論調査では、米国民の60%が対イラン軍事攻撃に反対しているものの、支持政党によって意見が大きく分かれており、共和党支持者の74%が攻撃を支持する一方、民主党支持者で支持する層はわずか7%にとどまっています。
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- 出典:中央社 CNA
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