中央社(台北)17日発。米国株式市場の主要4指数が上昇し、台湾株も16日3万7132.02ポイントを記録し史上最高値を更新した。TSMCは決算説明会で好調な業績を発表したものの、米国預託証券(ADR)は3.13%下落し、台湾株価指数先物も時間外取引で500ポイント超下落した。これについて投資顧問は、TSMCの長期的な設備投資計画や業績見通しは予想を上回っており、先物の下落は単なる裁定取引の解消(正価格差の収束)に過ぎず、パニックになる必要はないと指摘している。

中東情勢の緊張緩和を受け、米国株式市場は堅調に推移し、S&P500およびナスダック指数は2日連続で最高値を更新した。しかし、TSMCのADRは3.13%安の363.35ドル、NVIDIAも小幅な下落を見せた。台湾株先物も夜間取引で1.34%下落した。

TSMCはAI需要の強さを背景に、第1四半期から非常に高い収益力を示しており、第2四半期もドル建て売上高で10%程度の成長を見込んでいる。魏哲家会長は、通年で30%以上の成長を予測しており、顧客需要に応えるため、台湾、米国、日本の3拠点3ナノメートルの生産能力を増強する異例の計画を発表した。

一方、光学レンズ大手の大立光(ラーガン・プレシジョン)は、共同パッケージ光学(CPO)分野への進出が報じられたが、林恩平会長は現時点ではCPOと呼べる段階ではなく、光ファイバーアレイ(FAU)のサンプル提供段階にあると説明した。

台湾株は16日、一時3万7135.55ポイントまで上昇し、終値ベースでも史上最高値を更新。売買代金は8867.92億台湾ドルに達し、時価総額は英国を抜いて世界第7位に浮上した。専門家は、TSMCのADR下落は決算後の短期的な利益確定売りによるものであり、ファンダメンタルズの悪化ではないため、投資家は冷静に対応すべきだと呼びかけている。

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  • 出典:中央社 CNA
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