【ワシントン15日共同】トランプ米大統領は15日、中国がイランへ新たな防空システムを提供するとの報道があったものの、北京側はイランへの武器輸送を行わないことで同意したと明らかにしました。また、トランプ氏は習近平国家主席との首脳会談について、「私に大きなハグをしてくれるはずだ」と述べ、両首脳の良好な関係を強調しました。

ニューヨーク・ポスト紙によると、トランプ氏は、自身が主導するホルムズ海峡のエネルギー輸送ルート再開の取り組みについて、習氏が「非常に喜んでいる」と主張しました。なお、前日には中国当局が米国の封鎖行動を「危険で無責任」と批判していました。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「中国は私がホルムズ海峡を恒久的に開放したことを非常に喜んでいる。私は彼らと世界のためにそうしたのだ。もうこのような事態は起こらない。彼らはイランへの武器供給をしないと合意した」と投稿しました。

さらに同氏は、「数週間後に私が現地を訪れた際、習主席は大きなハグをしてくれるだろう。私たちは賢明かつ順調に協力している!戦争よりもはるかに良いことではないか?ただし忘れないでほしいが、我々は戦いに長けており、必要となれば他国を圧倒できる」とも記しています。

トランプ氏と習氏の首脳会談は5月14日15日に北京で予定されています。同会談は当初3月末の予定でしたが、米国の対イラン攻撃を受けて延期されていました。

世界の石油取引の5分の1以上がホルムズ海峡を経由しており、中国はその原油輸入の約45〜50%をこのルートに依存しています。

一部メディアは、米情報機関が中国によるイランへの携行式防空ミサイル(MANPADS)供与の動きを察知していると報じていましたが、トランプ氏はFOXビジネスのインタビューで、習氏に武器供与の中止を求める書簡を送り、それに対して習氏から「供与はしていない」との返信があったと説明しました。

なお、バンス副大統領は先週、パキスタンのイスラマバードでイラン代表団と交渉を行いましたが、より広範な合意には至りませんでした。

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  • 出典:中央社 CNA
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