【中央社】台湾・台北市衛生局は先ごろ、新たに麻疹の輸入症例が1件確認されたと発表しました。衛生福利部疾病管制署(疾管署)によると、当該患者は3月中旬にインドネシアへ渡航し、帰国から11日後に症状が出現しました。現在、接触者384人が特定されており、4月21日まで健康監視が行われる予定です。
台北市衛生局の説明では、患者は30代の台湾人男性で、1日に倦怠感と結膜炎の症状が現れ、3日からは発熱や咳、顔や手から体幹にかけての赤い発疹が見られました。医療機関での受診を経て検査が行われ、8日に麻疹と診断されました。
疾管署の郭宏偉・疫学センター主任は、定例記者会見で、今年台湾国内で確認された麻疹患者は累計7例(国内感染2例、輸入症例5例)であると報告しました。輸入症例の感染国はベトナム、マレーシア、米国、インド、インドネシアの各1件です。
疾管署の曽淑慧報道官は、麻疹は空気感染するため非常に感染力が強いことから、接触者の範囲を広めに設定していると説明しました。今回の対応人数は今年で最多というわけではないとしています。
また、世界の流行状況について、アジア諸国だけでなく、日本でも今年4月1日までに197例の報告があり、前年同期の3倍以上に急増していると指摘されました。その他、メキシコ、グアテマラ、米国、欧州のイタリアやスペインなどでも感染報告が続いています。
疾管署は、インドネシアやメキシコなど9カ国を渡航医学上の警戒レベル2「警示(Alert)」に指定し、現地での感染対策強化を呼びかけています。また、その他の31カ国をレベル1「注意(Watch)」に指定し、一般的な予防策の遵守を促しています。
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- 出典:中央社 CNA
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