米軍が13日からイランの港へ向かう船舶に対する封鎖措置を開始したものの、ホルムズ海峡を通る物流への影響は限定的だった。データによると、封鎖初日だけで少なくとも8隻が同海峡を通過しており、その中にはイラン関連のタンカー3隻も含まれている。

ロイター通信によると、この封鎖はイスラマバードでの米イラン間の交渉決裂を受けてトランプ米大統領が発表したものだ。これにより海運業者や石油会社、保険業界はさらなる不確実性に直面している。業界筋によれば、2月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃開始以降、同海峡の通行量は以前の1日130隻以上という水準から大幅に減少している。

米中央軍はSNS「X」を通じ、「最初の24時間で封鎖を突破した船はない」と述べ、6隻が米軍の指示に従い引き返したと報告した。一方で、今回通過した8隻のうちイラン関連の3隻は目的地がイランの港ではなかったため、封鎖の対象外となった。

LSEGおよびKplerのデータによると、通過したのはアラブ首長国連邦やイラクへ向かうタンカーなどで、中には米国の制裁対象となっている船舶も含まれていた。中国外交部は米国の封鎖を「危険かつ無責任」と批判し、緊張を激化させるだけだと警告したが、中国船の航行状況については明言を避けた。

専門家は、米国がすべての船を完全に遮断するのではなく、間欠的な封鎖や誘導を行っている可能性を指摘している。人道支援物資を運ぶ船は封鎖の対象外とされる予定だ。戦争リスク保険料の急騰は見られないものの、コストは依然として高止まりしており、船舶仲介会社BRSは、ホルムズ海峡の商業航行は当面の間、極めて限定的なものになると予測している。

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  • 出典:中央社 CNA
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