【中央社ロサンゼルス14日】ソーシャルメディアのトレンドに関する最新のレポートによると、AI生成記事がネット上に氾濫する中、過度に洗練されたコンテンツに飽き飽きしている読者が増えており、「人間が手がけた痕跡」がある自然な投稿の方が信頼を得やすいことがわかった。
ソーシャルメディア管理プラットフォームのHootsuiteが発表した「2026年ソーシャルメディアトレンドレポート」によると、AIはすでにSNS運用の不可欠なツールとなっており、投稿作成の効率化に貢献している。しかし、アルゴリズムの影響もあって類似のコンテンツが大量に拡散されており、2025年にはAIによる投稿数が人間によるものを初めて上回った。
同社がブランドマーケティング担当者向けに毎年発表しているこのレポートでは、消費者がAIコンテンツを必ずしも歓迎していない実態が浮き彫りになった。調査では、消費者の3分の1が「AIを使用したブランド広告には購買意欲が下がる」と回答している。
こうした背景から、多くのブランドは過度な加工を避け、AIの裏方活用は進めつつも、投稿には不完全さや自然なニュアンスを残す「人間味」を追求するようになっている。レポートは、AIは効率化の必須ツールである一方、ブランドと消費者の絆を築く鍵はあくまで「リアルな感覚(ヒューマナイズ)」にあると指摘している。
また、年齢層による好みの細分化も加速している。16歳以下はユーモラスなミームを好み、20〜30代のZ世代や30〜45代のミレニアル世代はワークライフバランスを重視したコンテンツに共感する。一方、45〜65代のX世代には懐古的なスタイルが人気である。SNS疲れを訴えるユーザーは多いが、実際には短尺動画などの視聴時間は依然として伸び続けている。
インフルエンサーマーケティングの評価基準も変化している。フォロワー数や「いいね」の数よりも、ストーリーテリング能力やファンとの親和性、そして実際のコンバージョン(売上)への貢献度がより重視されるようになった。さらに、消費者はインフルエンサーや経営陣よりも一般従業員を信頼する傾向があり、企業は従業員が個人のアカウントを通じて自社の情報を発信することを推奨し始めている。
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- 出典:中央社 CNA
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