【中央社】米イラン間の新たな交渉に光明が見え、ホルムズ海峡の運航再開への期待が高まったことで、米国株式市場の主要4指数は揃って上昇しました。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日最高値を更新し、この流れを受けて台湾株価指数先物の夜間取引は348ポイント上昇、終値ベースで史上最高値となる36,725ポイントを記録しました。TSMCの先物も15ポイント上昇の2,070ポイントとなり、過去最高値を更新しました。

先物専門家は、地政学的リスクや原油価格の変動、インフレ懸念にもかかわらず、台湾株への資金流入は衰えていないと分析しています。市場の関心はマクロリスクから明確な産業トレンドへとシフトしており、AI産業チェーンの長期的な成長とバリュエーションの向上に後押しされ、台湾株は今後も高値更新に挑む公算が大きいとしています。

16日に予定されているTSMCの決算説明会では、設備投資や最先端プロセス、パッケージング技術、AI関連の受注状況などが焦点となります。これらの指標で前向きなメッセージが示されれば、AIサプライチェーンの評価および台湾株全体の上昇トレンドをさらに加速させる可能性があると、アナリストは見ています。

14日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が0.66%高、S&P500指数が1.18%高、ナスダック指数が1.96%高となりました。費半指数は2.04%高で5営業日連続の最高値更新となりました。個別銘柄では、エヌビディアが3.8%上昇し、TSMCの米国預託証券(ADR)も2.79%高、マイクロン・テクノロジーは9.17%の大幅高となり、いずれも最高値を記録しました。

14日の台湾株式市場は、加権指数が最高値36,341.44ポイントをつけ、終値でも36,296.12ポイント838.83ポイント高)を記録しました。売買代金は9,717億3,100万台湾ドルに達し、外国人投資家は689億800万台湾ドルを買い越しました。統計によると、指数および上場・店頭公開企業の時価総額はすべて史上最高を記録しました。上場企業の時価総額は単日で2.72兆台湾ドル増加し、118.4兆台湾ドルに到達、上場・店頭合計では128.03兆台湾ドルに達しました。

なお、三大法人による台指先物のネットポジションについては、14日時点でネットショートが1,090枚増の4,677枚となり、そのうち外国人投資家のネットショートは668枚増の36,664枚となっています。

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  • 出典:中央社 CNA
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