【中央通信ワシントン12日外電】AIスタートアップ企業Anthropicが発表した新モデルがサイバーセキュリティへの懸念を緊急に呼び起こしており、国際貨幣基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は、世界の通貨体制が急速に高まるAIのリスクに対応する準備が整っていないと警告した。
AFP通信によると、IMFと世界銀行(World Bank)は明日ワシントンで年次春季会合を開催する。米国の規制当局は先週、この新しいAIモデルについて、大手銀行数社の首脳と緊急会議を行っている。
ゲオルギエバ氏は本日、米CBSニュースの政治番組「フェイス・ザ・ネイション(Face the Nation)」のインタビューで、「世界全体として、国際通貨システムを大規模なサイバーリスクから保護する能力をまだ備えていない」と述べた。
彼女は「AI時代において金融の安定を維持するために必要な防護策を、より重視することを強く望んでいる」と語り、この問題に対処するために世界が協力することを呼びかけた。
「確かにこれは米国で注目されている問題だが、世界の他の地域でも容易に起こり得る。そのため、全員の協力が必要だ」と彼女は述べた。
Anthropicは今月7日、新モデル『Mythos』がサイバーセキュリティの脆弱性を迅速に特定する前例のない能力を備えており、リスクを構成する可能性があるとして、そのリリースを制限すると発表した。
Anthropicは、米国の複数の大手企業で構成される連合と協力してこのモデルのテストを行っていると述べたが、これにより外国企業が重要なセキュリティ防護の準備機会を逃すのではないかという懸念も生じている。
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- 出典:中央社 CNA
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