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中央通信

(中央社記者 游堯茹 ビリニュス 14日 専電)中東の戦火により世界的にディーゼル燃料の価格が高騰し続ける中、エストニアの一部市民が通勤コストを削減するため、車両の燃料としてディーゼル燃料の代わりに食用植物油を使用し始めている。

エストニアの公共放送(ERR)の13日の報道によると、現在エストニアの市販の食用油の価格は1リットル当たり1ユーロ(約37台湾元)未満であるのに対し、ディーゼル燃料の価格は1リットル当たり2ユーロ(約74台湾元)を超えている。この明らかな価格差から、一部のエストニア市民がディーゼル燃料の代わりに食用油の使用に切り替えている。

報道によると、この傾向は主に古いディーゼルエンジンを使用している車の所有者の間で現れている。こうしたエンジンの構造は比較的単純であるため、ある程度植物油で稼働させることが可能だという。

報道では、カルロ(Karlo)さんという名前の車の所有者の話を紹介している。彼は時折、自身の1997年製のフォルクスワーゲンのバンに一般的な食用油を使用しているという。彼は、この方法は古いモデルの車にのみ適用可能であり、一部のディーゼル燃料を混ぜる必要があり、そうしないと低温環境下でエンジンがかかりにくくなる可能性があると指摘した。

カルロさんは今シーズン、食用油を使用してすでに約2000キロ走行したが、今のところ何の問題も起きていないと語った。また、食用油を使用することでコストが削減できるだけでなく、従来のディーゼル燃料の鼻を突くような臭いも減り、「まるでパン屋の中で車を運転しているようだ」と述べた。

エストニアの地元スーパーマーケットチェーン、Selverの広報担当者は、同社の精製食用油の売上高が最近確かに大幅に増加しているものの、消費者の購入目的は確認できないと述べた。

一方で、報道はエストニアの税関当局者の話を引用し、菜種油であれ他の食用油であれ、車両の燃料として使用する場合は、ディーゼル燃料の税率に従って申告し、納税する必要があることを市民に注意喚起している。(編集:張芷瑄)1150414

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  • 出典:中央社 CNA
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