【中央社・新北】中信兄弟のバッテリーが14日の台鋼雄鷹戦でコミュニケーション不足を露呈した件について、平野恵一監督が15日に状況を説明した。電子サイン伝達機器「ピッチコム」に信号遅延が発生し、投手の集中力に悪影響を及ぼしていたことが判明した。チーム内では既に複数回の対話が行われており、今後も目標に向けて一丸となって取り組む姿勢を示した。

先発の鄭浩均は、3回1/3を投げて自責点7を含む8失点と乱れた。投球中に捕手の陳統恩とのサイン交換が噛み合わず、投球間隔の制限ルール(ピッチクロック)にも2度違反するなど苛立ちを隠せない様子で降板した。

平野監督は声明を通じ、鄭浩均がピッチコムの不具合を当初認識できず、サインがスムーズに伝わらないことで精神的な余裕を失ったと説明した。ベンチ側の受信機には異常がなかったため、コーチ陣もフィールド上の機材トラブルにすぐには気づけず、介入が遅れたと釈明した。平野監督は「今回の件を教訓に、今後は機材トラブルへの監視体制や応急対応策を強化する」と述べた。

球団は今回のトラブルを受け、機器の不具合が疑われる場合は選手が速やかに異変を申告し、コーチ陣が即座に対応する手順を徹底する。最後に平野監督は「鄭浩均は責任感が強く、自力で状況を打破しようとして焦りが生じた。バッテリー間のリズムにずれが生じたのは事実だが、すでに本人同士およびコーチ陣で話し合い、合意に至っている。チームは次の試合に向け全力を尽くす」と強調した。

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  • 出典:中央社 CNA
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