英国のバッキンガム宮殿は14日、チャールズ3世国王が27日から30日にかけて米国を公式訪問し、ワシントン、ニューヨーク、バージニア州を巡る予定であることを発表した。その後、5月1日には英国の海外領土であるバミューダ諸島へ向かい、一連の訪問行程は2日に終了する。

宮殿によると、今回の訪問はカミラ王妃と共に米国独立250周年を記念するもので、英米両国の歴史的つながりや、経済、安全保障、文化、人的交流における深く広範な関係を強調するものとなる。ワシントン到着後、夫妻はトランプ大統領とメラニア夫人による私的な茶会に招かれ、その後行われるガーデンパーティーで関係者と親交を深める。ホワイトハウスでの歓迎式典の後、国王はトランプ氏と二国間会談を行い、その後カミラ王妃同伴のもとで米連邦議会にて演説を行う。これは1991年のエリザベス2世女王以来、35年ぶりの快挙となる。

ワシントンを離れる前に、国王夫妻は無名戦士の墓に献花を行い、軍事協力の歴史を称える。ニューヨークでは経済や芸術、児童福祉に関連したイベントに出席するほか、9.11同時多発テロ事件の犠牲者を追悼し、遺族や救助隊員と面会する。また、今年で誕生100周年を迎える童話『くまのプーさん』をテーマにした文学イベントにも出席予定である。

バージニア州では、地域社会や生態系保全、先住民文化に関する活動を予定している。その後のバミューダ訪問では、英国君主として初めて同地を訪れることになる。国王は生物多様性の保全活動を視察するほか、大西洋奴隷貿易とバミューダの歴史的関連性についての理解を深める展示を見学する。また、海上警備の強化やスペース・デブリ(宇宙ゴミ)対策に向けた英国宇宙庁との協力計画など、科学や安全保障の面でも精力的に活動する予定である。

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  • 出典:中央社 CNA
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