【中央社アムステルダム15日電】世界最大の半導体製造装置メーカーであるASMLは本日、第1四半期の決算が市場予想を上回ったことを発表し、人工知能(AI)による装置需要の急増を背景に、2026年の売上高見通しを上方修正しました。

ロイター通信によると、ASMLのクリストフ・フーケCEOは声明で「半導体供給が需要に追いついていない。そのため、顧客は2026年以降の生産能力増強計画を加速させている」と述べ、短・中期的な需要予測が引き上げられていることを明らかにしました。

ASMLは2026年の売上高を360億400億ユーロと予測しており、従来の340億390億ユーロから引き上げました。これはロンドン証券取引所グループ(LSEG)によるアナリスト予想の平均377億ユーロを上回る水準です。

投資家は、TSMCなどの半導体メーカーに最先端装置を供給するASMLを、AIブームにおける「ツルハシ売り」の代表銘柄として注目しています。データセンター建設の加速やメモリチップの不足により、同社の製品需要は高まっており、株価は年初から4割上昇しました。

市場の懸念である生産能力については、同社CFOが、2026年には主力製品である低NA極端紫外線(EUV)露光装置の出荷台数が2025年比で25%増の60台に達する見込みであり、2027年には80台の生産能力を確保する計画であると説明しました。

オランダのフェルトホーフェンに本社を置くASMLは、欧州で最も高い時価総額を誇る企業であり、EUV露光装置を独占的に供給しています。この装置は、最先端半導体の微細回路形成に不可欠であり、1台あたりの価格は最大3億ドルに達します。

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  • 出典:中央社 CNA
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