中央社(高雄17日)――頼清徳総統は17日午前、陸軍歩兵訓練指揮部(金湯営区)を視察しました。総統は訓示の中で国防特別予算の重要性を改めて強調し、台湾の防衛力強化と高機動兵器の整備のため、予算を削減することなく迅速に成立させるよう求めました。また、「備戦をもって戦いを回避し、戦う能力をもって戦いを止める」ことにより、真の平和を実現したいと語りました。
頼総統は呉釗燮・国家安全会議秘書長や顧立雄・国防部長らの随行のもと、同指揮部を訪れ、訓練状況の確認や装輪装甲車のシミュレーター視察、陸軍独自の狙撃銃教材の点検などを行いました。会食前の挨拶で頼総統は、先立って空軍飛行訓練指揮部なども視察したことに触れ、第一線の任務だけでなく、長期的な訓練の重要性を強調しました。総統は「闘志だけでなく、軍の将兵に対して強力な支援を提供しなければならない」と述べました。
政府が国防特別予算や各種国防建設を強力に推進する理由について、頼総統は「予算は専門的な検討を経ており、台湾の経済成長を考えれば十分に負担可能であり、民主主義と自由を守るための実質的な投資である」と主張しました。地域情勢が複雑化する中、特別予算を通じて高機動・高精度の兵器導入を加速させ、現代の戦場における課題へ有効に対応する必要があるとしています。
最後に頼総統は、「平和を実現するためには実力が必要である」と改めて力説し、防衛力強化の取り組みが国際社会に対して「台湾には自国を守り、平和と主権を維持する決意と能力がある」という明確な信号を送るものであると指摘しました。そして将校に対し、歩兵学校の精神を受け継ぎつつ、新しい訓練方法、思考、装備、技術を積極的に取り入れ、国民が安心して暮らせるよう、安全保障と民主主義の防衛に引き続き努めるよう激励しました。
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- 出典:中央社 CNA
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