習近平氏、米イラン戦争で初発言 ニューヨーク・タイムズ:米中関係に新たな試練

中国の習近平国家主席は14日、米イラン戦争について初めて公に発言し、国際法の権威維持を訴えた。ニューヨーク・タイムズ紙は、この発言がトランプ米大統領を批判する意図があると報じており、5月の訪中を前に米中関係が再び緊張の兆しを見せている。
regulationNQ 100/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月15日 16:13
  • 🔍 収集: 2026年4月15日 16:31(発表から18分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月15日 17:50(収集から1時間19分後)
中央通訊社

(台北 15日 中央社)米イラン戦争が勃発してから1ヶ月以上が経過する中、中国の習近平国家主席は14日、同戦争について初めて公に発言し、「国際的な法の支配の権威を維持すべきであり、『自分に都合が良い時だけ利用し、不都合な時は捨てる』ようなことがあってはならない」と言及した。ニューヨーク・タイムズ紙は、習氏のこの発言は明らかにドナルド・トランプ米大統領を指したものであり、5月に予定されているトランプ氏の訪中を前に、米中関係に新たな課題が浮上したと報じている。

ニューヨーク・タイムズの14日の報道によれば、米イラン戦争の初期段階で、中国は比較的沈黙を保っていた。これは、中国が十分な緊急石油備蓄を保有しており、一部の油槽船がすでに帰路についていたためである。また、中国はトランプ氏の要請に応じたホルムズ海峡(Strait of Hormuz)の防衛に向けた軍艦派遣も行っていなかった。

報道は、米イラン交渉が決裂し、トランプ米大統領が米東部時間13日午前10時にイランの港湾への出入りを封鎖するよう命じたことを受けて、中国側の態度が変化したと指摘している。中国外務省は14日、「米国が軍事展開を強化し、指向的な封鎖行動を執ることは、対立を激化させ、情勢の緊張を高め、ただでさえ脆弱な停戦局面を破壊する。さらに海峡の通航安全に打撃を与えるものであり、これは危険で無責任な行為である」と表明した。

同紙は、中国外務省のこの発言が、米イラン衝突が緩和しつつある中国との関係を損なうのをいかに防ぐかという、トランプ氏が直面している最新の課題を浮き彫りにしたと分析している。

習氏は14日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビのハーリド皇太子(Sheikh Khaled)と会談した際、中東の平和と安定の維持・促進について4つの主張を提示した。その中で習氏は国際的な法の支配の原則を堅持することを挙げ、「国際的な法の支配の権威を維持すべきであり、『都合の良い時だけ利用し、不都合な時は捨てる』ようなことがあってはならない。世界をジャングルの法則に逆戻りさせてはならない」と述べた。

報道によれば、習氏のこの発言は明らかにトランプ氏を念頭に置いたものである。今年1月、トランプ氏はニューヨーク・タイムズの取材に対し「私は国際法を必要としない」と述べ、さらに「他者を傷つけるつもりはない」とも語っていた。自身の政権が国際法を遵守する必要があるか問われた際、トランプ氏は「遵守する」と答えたものの、そのような制約が米国に適用される場合、自身が最終的な決定権を持つと明言していた。

トランプ氏は最近、中国が中東での戦争中にイランへ軍事援助を提供した場合、中国からの輸入品に対して50%の追加関税を課すと警告している。しかし報道は、トランプ氏が新たな関税措置によって、中国との貿易合意に達する自身の計画が狂う可能性を認識しているだろうとも伝えている。(編集:陳鎧妤/邱國強)1150415

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