【ブダペスト13日中央社】ハンガリーで政権交代が実現した。保守派候補のペーテル・マジャル氏が現職のヴィクトル・オルバーン氏を圧倒的多数で破り、勝利を収めた。マジャル氏は憲法改正と汚職撲滅を断行し、ハンガリーの「新時代」を切り開くと表明した。新政府は法の支配と権力のチェック&バランスの回復に注力するほか、報道の公平性を確保するまで国営メディアの放送を一時停止する意向を示している。

ウクライナ問題について、マジャル氏は即時のEU加盟には否定的な見解を示し、「戦時下の国を受け入れることは不可能だ」と指摘。また、ロシアのプーチン大統領と対話の機会があれば停戦を促すと述べつつも、聞き入れられる可能性は低いとの見通しを示した。一方で、ロシアと中国が選挙結果を受け入れたことに対し謝意を表明し、両国との実務的な協力を望む姿勢を見せた。EUおよびNATOとの緊密な連携も強調したが、オルバーン氏を支援していたトランプ米大統領との関係には言及しなかった。同氏は「ハンガリー国民は、モスクワや北京、ワシントンではなく、自ら歴史を築くことを選んだ」と語った。

マジャル氏が率いる政党は絶対多数の議席を獲得し、改革を推進する強力な権限を得た。同氏は、今回の投票は単なる政権交代を超え、国の破滅的な状況を食い止めるための国民の決意だと強調。大統領に対し速やかな議会招集を要請し、最速で5月5日の首相就任を目指すと語った。

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  • 出典:中央社 CNA
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