【中央社】基隆市政府は13日、郵輪(クルーズ船)の船員を対象とした観光振興イベントを開始しました。1人あたり200元相当の現金クーポンを配布することで、船員が基隆市内で消費することを促し、彼らの体験を通じて基隆の観光の魅力を世界に広める狙いです。

謝国樑市長は記者会見で、クルーズ船の船員は乗客と直接触れ合う立場にあるため、彼らが基隆の食や文化を体験し魅力を知ることは、将来的に多くの乗客を呼び込むことにつながると述べました。まずは1200名分を用意し、成果に応じて対象を拡大する方針です。

麗星夢郵輪(ドリーム・クルーズ)の徐牧柔副総裁によると、同社は年間110便以上を基隆港に寄港させており、1便あたり約1200名の船員が乗船しています。船員は廟口夜市などを好んで訪れる傾向があり、クーポン配布は消費の促進だけでなく、市民との交流促進にも寄与すると期待されています。同社も今後、基隆市民向けの優待を検討するとのことです。

基隆市文化観光局によると、このプロジェクトは9月30日まで実施され、基隆港を母港とするクルーズ船の船員を優先対象とします。クーポンは市内の「郵輪フレンドリーショップ」で使用可能です。

また、同日より基隆市で二階建て観光バスの運行が始まりました。料金は500元で乗り降り自由です。謝市長は、他国の観光都市と比較しても妥当な価格設定であると強調しました。今後は季節ごとに食事や体験プログラムを変更し、さらなる車両の導入によって周遊ルートとしての利便性を高めたいと語りました。

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  • 出典:中央社 CNA
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