【中央社】地政学的な緊張や市場の変動が激しい中でも、アクティブファンドへの投資熱は冷めるどころか高まりを見せています。基金取引プラットフォーム「基富通証券」の最新データによると、今年第1四半期の新規口座開設数は約2万人を記録し、全体の申込金額は前年同期比で80%増加しました。特に定期定額投資による単月の引き落とし額は、初めて40億台湾元を突破しました。

金融監督管理委員会(金管会)が「台湾個人投資貯蓄口座(TISA)」制度を推進して以降、国民の投資に対する意識は成熟しつつあります。インフレや金利政策、地政学リスクといった複合的な課題があるにもかかわらず、人々の長期投資に対する姿勢は揺るがず、小規模な資金で始める「小資族(若年層・少額投資家)」の参入も加速しています。

基富通の統計では、第1四半期の新規口座数は前年同期比で2倍以上に伸び、全体の申込金額は80%増となりました。積立投資も40%の大幅増を記録しており、多くの投資家が市場のボラティリティに左右されず、合理的かつ計画的な投資を実践していることがうかがえます。

基富通の林丙輝董事長は、積立投資のメリットについて、「TISAファンドは月額1000台湾元から投資可能であり、高値掴みのリスクを気にせず、分断して購入することで平均取得単価を抑えられるのが利点だ」と説明しました。これにより、市場低迷時にもより多くの口数を買い付けることができ、長期的な資産目標の達成が容易になると強調しています。

さらに林氏は、資金に余裕があり市場の変動を好機と捉える投資家に向けて「低値での自動増額設定」を推奨しています。これは、市場が一定の下落幅に達した際に自動で投資額を増やす仕組みで、常にチャートを監視することなく、市場の谷間を効率的に捉える戦略です。

林氏は最後に、「専門的な知識や時間がない一般の投資家にとって、投資の神様であっても完璧な売買タイミングを当てることは困難です。市場の泡沫化を過度に心配するよりも、『定期定額』による規律ある長期投資を行うことこそが、感情に左右されず、投資で勝利するための鍵となります」と語りました。

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  • 出典:中央社 CNA
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