中央社上海14日電。中国の「全民国家安全教育日」(15日)を控え、国家教材委員会事務局および中央関連部門が編纂した『国家安全教育小中高生読本』が出版された。本書は、共産党の指導や国家利益至上といった観念を確立するためのもので、全国の学校で使用されることが義務付けられている。
中国で11回目となる全民国家安全教育日を目前に控え、CCTV(中国中央テレビ)は14日、人民出版社と人民教育出版社が共同で同読本を刊行したと報じた。全4冊から成り、小学校用が上下巻、中学校用と高校用が各1巻となっている。
小学校の読本では、国家安全の基礎知識や党の指導下での社会の安定について学び、国家安全意識の向上を目指す。中学校用では、事例を通じた学習により「国家利益至上」の観念を植え付け、高校用では「十の堅持」に基づき、国家発展における安全の重要性と「大安全」の概念を強調する内容となっている。
中国教育部の担当者は、本書が小中高および中等職業学校における国家安全教育の「権威ある教科書」であり、大学向けの読本と併せて小・中・高・大の教育を一貫させるものだと説明した。また、教育部各校に対し、本書を『習近平新時代中国特色社会主義思想学生読本』や思想政治教育の教材とセットで使用するよう求めており、国家安全教育の徹底を推し進める構えだ。
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- 出典:中央社 CNA
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