アジア野球連盟(BFA)は13日、辜仲諒会長が10日にフィリピンのスポーツ界の要人らと会談し、アジア・プロ野球リーグの構想について協議したことを発表した。辜会長は、フィリピンへの野球用品の寄贈や、若手選手を台湾に招いてのトレーニング実施などを約束し、台湾とフィリピン間のスポーツ交流を促進する姿勢を示した。

BFAの発表によると、フィリピン体育委員会のジョン・パトリック・C・グレゴリオ委員長ら一行は4月に台湾を訪問し、台湾の野球発展の経験を視察した。グレゴリオ氏は、1950年代にフィリピンが第1回アジア野球選手権で優勝した歴史に触れ、台湾の野球専門技術や球場運営のノウハウから学びたいと意欲を見せた。

辜会長は、地政学的リスクが高まる昨今の情勢において、「スポーツを通じた地域交流は、政治や宗教、人種などの壁を取り払い、地域の平和と安定に寄与する」と強調した。また、アジアの巨大な市場規模と野球熱の高まりを背景に、アジア・プロ野球リーグが世界最大の野球市場となるポテンシャルがあると指摘した。

さらに辜会長は、サウジアラビアが支援する「LIVゴルフ」の成功事例を引き合いに、サウジアラビア側から野球に対しても同様の投資モデルを検討したいとの打診があったことを明かした。世界ランキング1位の日本も、アジア主導の国際リーグ設立を歓迎しており、今後の発展が期待される。

辜会長はこれまでも、昨年タイの代表チームを台湾へ招待するなど野球外交を積極的に推進してきた。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の執行副会長としても、引き続きアジアの野球界を牽引する役割を担い、5月のBFA執行委員会でも野球の実質的な発展について議論を深める予定である。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:國際合作, 體育發展, 戰略規劃