宇宙輸送コストの抜本的削減へ、帰還用耐熱材不要の再使用型ロケットタンクの地上実証を開始
Key facts
- 宇宙輸送コストの抜本的削減へ、帰還用耐熱材不要の再使用型ロケットタンクの地上実証を開始
- 東京理科大学の小笠原宏教授グループは、JAXAの宇宙戦略基金「SX-ARK」に採択され、帰還用耐熱防護システム(TPS)を不要とする再使用型ロケットタンクの地上実証研究を開始する。TPSは機体重量の約18%を占める負担であり、これを排除することでロケットの軽量化とコスト削減、整備負担の軽減を図る。将来宇宙輸送システム株式会社と連携し、2029年3月までの期間でスケールモデルを用いた実証実験を行い、完全再使用型宇宙輸送機の実現を目指す。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月2日
Direct answer
東京理科大学の小笠原宏教授グループは、JAXAの宇宙戦略基金「SX-ARK」に採択され、帰還用耐熱防護システム(TPS)を不要とする再使用型ロケットタンクの地上実証研究を開始する。TPSは機体重量の約18%を占める負担であり、これを排除することでロケットの軽量化とコスト削減、整備負担の軽減を図る。将来宇宙輸送システム株式会社と連携し、2029年3月までの期間でスケールモデルを用いた実証実験を行い、完全再使用型宇宙輸送機の実現を目指す。
- Citation
- 宇宙輸送コストの抜本的削減へ、帰還用耐熱材不要の再使用型ロケットタンクの地上実証を開始 (2026年6月2日), PR Times
- Source
- PR Times
- Date
- 2026年6月2日
東京理科大学の小笠原宏教授グループは、JAXAの宇宙戦略基金「SX-ARK」に採択され、帰還用耐熱防護システム(TPS)を不要とする再使用型ロケットタンクの地上実証研究を開始する。TPSは機体重量の約18%を占める負担であり、これを排除することでロケットの軽量化とコスト削減、整備負担の軽減を図る。将来宇宙輸送システム株式会社と連携し、2029年3月までの期間でスケールモデルを用いた実証実験を行い、完全再使用型宇宙輸送機の実現を目指す。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月2日 11:00
- 🔍 収集: 2026年6月2日 11:28(発表から28分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 12:02(収集から33分後)
東京理科大学 創域理工学部 機械航空宇宙工学科(兼)スペースシステム創造研究センターの宇宙輸送ユニット長を務める小笠原宏教授の研究グループは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が推進する「宇宙戦略基金 SX中核領域発展研究『SX-ARK』(『運動と制御』領域)」に採択されました。究極の宇宙輸送機である完全再使用型宇宙輸送機の実現には、機体の大幅な軽量化が不可欠です。大気圏再突入時の空力加熱からロケットを守る、耐熱材をはじめとする耐熱防護システム(TPS : Thermal Protection System)は、スペースシャトルでは機体全重量の約18%を占め、飛行性能に直接貢献しない重量負担となっています。本研究開発は「TPSを必要としない再使用型ロケットタンクの実現」を目指し、熱マネジメント技術を開発・検証します。具体的には、TPSなしタンクが成立するための条件と、TPSなしタンクが従来型と比較して持つシステムとしての優位性・経済的メリットを明らかにすることを研究の目標としています。本採択を受け、東京理科大学は将来宇宙輸送システム株式会社と連携し、スケールモデルを用いた地上実証研究を開始します。
よくある質問
なぜロケットに耐熱防護システム(TPS)が不要なのですか?
本研究では、タンク内の熱マネジメント技術や形状の最適化により、TPSなしでも再突入時の空力加熱に耐えうる設計を検証し、軽量化とコスト削減を両立させることを目指しています。
TPSを排除することでどのようなメリットがありますか?
機体の大幅な軽量化、製造・整備コストの低減、および飛行ごとの点検・交換作業の削減が可能となり、再使用型宇宙輸送機の経済性が大きく向上します。
今回の研究は誰が主導していますか?
東京理科大学 創域理工学部の小笠原宏教授の研究グループが代表機関として主導し、将来宇宙輸送システム株式会社と連携して実施します。
実証実験の期間と予算はどのくらいですか?
支援予定期間は2026年3月13日から2029年3月31日までで、支援上限額は約1億9,994万円(間接経費含む)を予定しています。
どのような手法で実証を行いますか?
長さ約3m、直径約1.5mのスケールモデルを用いた地上試験装置により、熱伝達特性のデータ取得や熱解析モデルの検証を行います。