【開催レポート】日本初の二足歩行ロボットハッカソン、全5チームが挑んだ2日間

日本初の二足歩行ロボットハッカソンが開催された。
eventNQ 100/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月2日 19:10
  • 🔍 収集: 2026年4月2日 14:02
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月17日 21:47(収集から367時間44分後)

環境構築は前日の夜。実機に触れられるのは数時間。

それでも全チームが、ロボットを動かして発表台に立った。

RobotMateHub(運営:合同会社ヤマリキエッジ、代表:山本力弥)は、2026年3月27日(金)〜28日(土)の2日間、ロボット企業交流拠点ロボリンク(神奈川県藤沢市)にて、ヒューマノイドロボット「Unitree G1」を使ったハッカソン「ロボットと生きる未来をデザインするハッカソン」を開催しました。エンジニア・デザイナー・研究者・学生約25名が5チームに分かれ、全チームが最終発表で動作実装まで完遂。「人型ロボットハッカソンキャラバン」の第1弾として、フィジカルAI時代を担う人材とアイデアが集結しました。

「この先、プロダクトアウトで押し付けられる世界ではなく、1人1人がロボットやAIを真剣に考える機会を作っていきたい。」山本力弥(主催・合同会社ヤマリキエッジ代表)

集合写真

■ イベント概要

開催日 :2026年3月27日(金)〜28日(土)

会場 :ロボット企業交流拠点ロボリンク

(神奈川県藤沢市藤沢559番地 角若松ビル6階/藤沢駅北口徒歩2分)

使用ロボット :Unitree G1(二足歩行ロボット)3台

主催 :合同会社ヤマリキエッジ / RobotMateHub

審査員 :山田太郎先生 / 伊丹琢先生 / 太田智美先生 / 牛久祥孝先生

会場協力 :ロボット企業交流拠点ロボリンク(神奈川県)

協力 :GMO AI&ロボティクス商事株式会社 / エーアイビーム株式会社 /

Cognitech.DEV / お人好しLab / スマートライト株式会社 /

ビジネスAI推進機構 / イチゼロシステム株式会社

ハッカソンで活躍したUnitree G1

■ イベントの流れ

▶ Day1(3月27日・金曜夜・オンライン)

キックオフ・チームビルディング・Unitree G1のAPIとテーマ説明。

参加者は深夜まで設計とコーディングに向き合い、翌日の実機セッションへ備えました。

▶ Day2(3月28日・土曜・現地)

午前:Unitree G1 の実機操作・環境セットアップ・開発スプリント。

3台のG1が会場に存在する光景は、参加者にとって初めて目にするフィジカルAIの現場でした。

準備の様子
G1実機操作シーン

■ 受賞チーム

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Best Physical AI賞

チーム「おさんぽ」

プロジェクト「おかしなストレッチアシスタント」

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スマートフォンをG1の顔として装着し、代表者の写真で表情を演出。スクワット等の身体動作と音声対話をシンクロした「運動伴走ロボット」を実装しました。内部のロボット処理と外部のスマホ処理を分けることで開発スピードを最大化した点も評価されました。

【審査員コメント(山田太郎先生 / 表彰式)】

フィジカルAIの戦略を作ってきた人間として、通信やトレーニングの要素が最もオーソドックスで高かったことを評価しました。おめでとう。

【審査員コメント(牛久祥孝先生 / 牛久先生特別賞として)】

『顔』というもう一つのモダリティを表現し、AIとしてのクオリティも高かった。

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Best Interaction賞 / Audience Choice賞(W受賞)

チーム「127センチの三男坊」

プロジェクト「家族のつながり」

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G1の身長127cmを「家族の中の三男坊」として捉えた提案。高齢者が座った時の肩の高さと同じ。このサイズ感を活かし、子供から高齢者まで寄り添うインタラクションを設計。身長の判定で大人と子供を認識し動作を分岐させる実装も盛り込みました。

【審査員コメント(牛久祥孝先生 / 表彰式)】

プレゼンの情熱もさることながら、身体性に着目したインタラクション、そして『子供や高齢者と関わらせたい』という回答まで含めてベストでした。

チーム「127センチの三男坊」発表シーン

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Best Idea賞

チーム「Sushi JP」

プロジェクト「人とまちを繋ぐロボット人力車」

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言語の壁や文化的遠慮で「観光客向けの店」に逃げてしまう外国人観光客のために、G1が「通訳」として地方観光を案内する人力車ロボットを提案。

【審査員コメント(太田智美先生・伊丹琢先生 / 表彰式)】

観光・インバウンドという着眼点、人力車というアイディアの独創性を評価しました。

【太田智美先生特別賞コメント(表彰式)】

私の賞は絶対にこのチーム。社会の中、部屋の外にロボットと出ようとした唯一のチームです。

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審査員特別賞(4チーム)

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◎ 伊丹琢先生賞 — チーム「和の心」

「ちょっと嬉しいを届けるロボット茶之助」

玄関でのお出迎え・お茶のお手前を実装。声のトーンから疲労度をスコアリングし、「今日はそっとしておきますね」と寄り添う感情エンジン組み込みを目指しました。

【伊丹先生コメント(表彰式)】

リターゲット、人の動きをロボットに落とし込む可能性、そして雰囲気まで合わせた行動選択に可能性を感じました。

◎ 太田智美先生賞 — チーム「Sushi JP」

(Best Idea賞とW受賞。上記コメント参照)

◎ 牛久祥孝先生賞 — チーム「おさんぽ」

(Best Physical AI賞とW受賞。上記コメント参照)

◎ 山田太郎先生賞 — チーム「えびふらい」

「家族と共に進化し続けるUI/UX HANA」

子供・大人・高齢者とライフステージで役割を変えながら、ソフトウェアの「心」をハードをまたいで継承し続けるパートナーロボットを提案。ROS 2とDockerでG1を制御し、WebUIからアームを動かすMVPを実装しました。

【山田太郎先生賞コメント(表彰式)】

1X NEOなど、世界最先端が狙う最も厳しい家庭領域にトライしたことを評価します。

審査員の皆様

■ フィジカルAI/ヒューマノイドロボットの社会実装に向けた問い

中間審査・最終審査で、審査員からも鋭い問いが投げかけられました。

 「どうすれば儲かるのか」

 「なぜ人型でなければならないのか」

ロボットは技術の完成度ではなく、ビジネスと社会実装。

全5チームのプロジェクトが、その問いに向き合う場をつくりました。

■ 審査員総評

【山田太郎先生(イベント後 X投稿より)】

現場で格闘する彼らの姿を見て、日本のフィジカルAIの未来は明るいと確信しました。

この熱量を政策に活かし、世界をリードするロボット大国・日本を再び創り上げてまいります。

【伊丹琢先生(イベント後メールより)】

皆さんの能力がとても高く、終始圧倒されてしまいました。今回のようなイベントを様々な人に知ってもらい、日本はまだまだ戦っていけるという感情に皆がなっていくといいですね。

■ 参加者の声(アンケートより)

・スタッフの人が優しかったし、メンターの方も豪華でした。日本で初めてのロボットハッカソンは本当に素晴らしかったです。

・実機を用意してくださったこと、スタッフさんの質の高さ、審査員の質の高さ。すべてが良かったです。

・アンドロイド制作への動きに関する知識を深めることができました。フィジカルAIへの関心が大幅に高まりました。

参加者満足度:5段階中 平均4.75

「次回もぜひ参加したい」:回答者の87.5%

■ G1、5/30までロボリンクに常設展示、体験も

ハッカソン終了後も、Unitree G1 を2026年5月30日まで期間限定でロボリンクに常設展示!毎週土曜日には「Unitree G1操作・開発体験」として、ハッカソンに参加したエンジニアが毎週土曜日にロボリンクを訪問し、来訪者にコントローラーを使った操作体験・技術交流を行います。

ハッカソン未参加の方も、ロボットに触れてみたい方はどなたでも歓迎です。

展示期間:〜2026年5月30日(金)

場所 :ロボット企業交流拠点ロボリンク(神奈川県藤沢市藤沢559番地 角若松ビル6階)

費用 :無料

問合せ :info@yamariki-edge.com

G1継続体験プログラム 協力会社:

■ロボット企業交流拠点ロボリンク

神奈川県が「さがみロボット産業特区」の一環として2024年秋に藤沢市に開設したロボット企業交流拠点。ショールーム、コワーキングスペース、セミナールームを備え、ロボット関連企業・大学等の商談・共同研究の場として機能。

■エーアイビーム株式会社

各種ロボット本体及び関連機器の販売や情報通信技術・ソフトウェア開発を手掛がける企業。

■NGS

代表者:仲戸川 舜。ドローン撮影、ROS2ロボット開発、プログラミング教育事業を展開。ロボット開発の技術支援として継続体験プログラムをサポート。

今後のハッカソンについて

今回は「人型ロボットハッカソンキャラバン」の第1弾として開催しました。今後は様々な人型ロボットを題材に、全国各地でハッカソンを展開していく構想です。次回開催の情報はRobotMateHubのコミュニティ(Discord)にて最速でお届けします。

RobotMateHub:https://robotmatehub.com

よくある質問

このハッカソンはどのようなロボットを使用しましたか?

ヒューマノイドロボット「Unitree G1」を使用しました。

ハッカソンで受賞したチームとプロジェクトは何ですか?

Best Physical AI賞はチーム「おさんぽ」の「おかしなストレッチアシスタント」、Best Interaction賞とAudience Choice賞はチーム「127センチの三男坊」の「家族のつながり」、Best Idea賞はチーム「Sushi JP」の「人とまちを繋ぐロボット人力車」が受賞しました。

ハッカソンはいつ、どこで開催されましたか?

2026年3月27日から28日まで、神奈川県藤沢市のロボリンクで開催されました。

Unitree G1は今後も体験できますか?

はい、2026年5月30日までロボリンクで常設展示されており、操作体験も可能です。