日本の働き手の離職理由、長年トップの「報酬」を抜き「ワークライフバランス」が初の1位に 企業に求める条件の「世代間ギャップ」が明確化
Key facts
- 日本の働き手の離職理由、長年トップの「報酬」を抜き「ワークライフバランス」が初の1位に 企業に求める条件の「世代間ギャップ」が明確化
- ランスタッド株式会社が発表した「エンプロイヤーブランドリサーチ 2026日本版」によると、日本の働き手の離職理由で初めて「ワークライフバランスの欠如」が「不十分な報酬」を抜き1位となった。企業選びの条件でも世代間ギャップが顕著で、若年層は市場価値向上を重視する傾向がある。また、リモートワークの普及は職務設計の壁に直面している。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月12日
Direct answer
ランスタッド株式会社が発表した「エンプロイヤーブランドリサーチ 2026日本版」によると、日本の働き手の離職理由で初めて「ワークライフバランスの欠如」が「不十分な報酬」を抜き1位となった。企業選びの条件でも世代間ギャップが顕著で、若年層は市場価値向上を重視する傾向がある。また、リモートワークの普及は職務設計の壁に直面している。
- Citation
- 日本の働き手の離職理由、長年トップの「報酬」を抜き「ワークライフバランス」が初の1位に 企業に求める条件の「世代間ギャップ」が明確化 (2026年6月12日), PR Times
- Source
- PR Times
- Date
- 2026年6月12日
ランスタッド株式会社が発表した「エンプロイヤーブランドリサーチ 2026日本版」によると、日本の働き手の離職理由で初めて「ワークライフバランスの欠如」が「不十分な報酬」を抜き1位となった。企業選びの条件でも世代間ギャップが顕著で、若年層は市場価値向上を重視する傾向がある。また、リモートワークの普及は職務設計の壁に直面している。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月12日 11:00
- 🔍 収集: 2026年6月12日 11:28(発表から28分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月12日 16:52(収集から5時間23分後)
総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼CEO 道上 淳之介、代表取締役社長 猿谷 哲)は、働き手が企業に求める魅力や価値を検証した「エンプロイヤーブランドリサーチ 2026日本版」を公開いたします。本調査から、給与に対する期待と現実の乖離、世代間で大きく異なる仕事への価値観、そして日本特有の低い労働流動性やリモートワーク普及の壁など、現代の日本社会が抱える働き方の特性と課題が浮き彫りになりました。
■ 離職の最大要因は「ワークライフバランスの欠如」。初の1位に
日本の働き手が企業を離れる決定的な理由として、これまでトップだった「不十分な報酬」を抜き、「ワークライフバランスを改善するため(33%)」が1位となりました。次いで「仕事内容への興味の欠如(32%)」「悪い職場環境(32%)」が続き、「不十分な報酬(31%)」は4位となっています。働き手が日々の実務において、形だけの制度ではなく、心身の回復や柔軟な働き方など本質的なワークライフバランスを求めていることが伺えます。日本の転職市場は依然として流動性が低く、2026年上半期に転職を計画している人は14%、過去半年で実際に転職した人は7%と、海外と比較すると総じて慎重な姿勢が目立ちます。しかし、日々の実務が期待を下回った際の離職リスクは高く、定着率の維持向上が多くの企業にとって重要課題となるなか、注目すべき結果です。
※1 2023年〜2025年の「悪い職場環境」は「上司との関係が悪い」の数値を参照しています
■ 理想の企業選びの不動の1位は「給与と福利厚生」、しかし現実とのギャップが課題
日本の働き手が企業選びで最も重視する条件は例年通り「魅力的な給与と福利厚生(59%)」が首位となりました。次いで「職場の雰囲気の良さ(49%)」、「ワークライフバランス(49%)」が並んで続きます。しかし、現在の勤務先に対する評価では、「雇用の安定」や「ワークライフバランス」が上位に入る一方で、「給与と福利厚生」は7位にとどまっています。働き手が最も重視する報酬面において、企業が十分な期待に応えられていない深刻なギャップが生じている現状が示唆されています。
■ 世代間で異なる「雇用の安定」への考え方と離職理由
企業に求める条件や離職理由において、世代による意識の違いが明確になっています。例えば、雇用の安定については年齢が下がるにつれて重視する割合が減少し、X世代では53%が重視しているのに対し、Z世代では38%にとどまりました。若年層は「会社が一生自分を守ってくれるとは限らない」という前提を持っているため、今の会社で「学習・成長」し、自分自身の「市場価値(エンプロイアビリティ:どこでも通用する能力)」を高めることこそが雇用の安定を得る上で重要だと考えています。そのため、「透明性と信頼性のあるコミュニケーション」や「学習・成長の機会と市場価値の向上」と結びつける傾向が強く、組織の継続性という伝統的な安定観から、将来のキャリアを見据えた変化への対応力へと価値観がシフトしています。
離職の理由についても、ミレニアル世代は「ワークライフバランス」を理由に離職を考える割合が最も高く(36%)、Z世代は「不十分な報酬」への感度が高い傾向にあります。一方、上の世代は「仕事内容への興味の薄れ」や「職場の雰囲気の悪化」といった要因を離職理由として重視しています。
■ 日本の社会的課題:定着しないリモートワークと「職務設計」の壁
日本において少なくとも一部の時間をリモートワークで働いている層は約2割にとどまっており、一般的な選択肢として定着しているとは言えない状況です。リモートワークを行っていない最大の理由は「職務上、不可能(44%)」であり、現行の職務設計が現場(オンサイト)での業務遂行を前提としているという日本企業の構造的な課題が明らかになりました。
■ ランスタッド エンプロイヤーブランドリサーチ2026 日本版 調査概要
調査対象:日本国内の18歳から65歳までの学生・就業者・非就業者 4,464名
実施時期:2026年1月
実施方法:オンラインアンケート(標準回答時間14分)
*下記から無料でダウンロードできます
https://services.randstad.co.jp/ja-jp/download/form/the-employer-brand-research-2026-report
■ ランスタッドの会社概要
[社 名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設 立] 1960年10月
[代 表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 38,480人
[売 上] 4兆2,537億円(230億7,700万ユーロ) 2025年度実績(12月決算)
(人材サービス業として世界最大*¹)
[資 本 金] 7,376億8,866万円(40億200万ユーロ) 2025年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ184.33円換算/ 2025年12月末時点)
*¹ Staffing Industry Analysts 2025、人材サービス企業売上ランキングより
■ ランスタッドについて
ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材およびクライアント企業に選ばれるパートナーとして 、労働市場の深い理解と4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じ、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。私たちは、あらゆるバックグラウンドを持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する働く世界において人々が価値ある存在であり続けられるよう支援することに注力しています。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い働く世界の実現に貢献します。
オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約38,000人の社員が働いています。2025年には、15万社近いクライアント企業と170万人以上の働く人々を支援し、231億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com
■ Award/表彰ほか
・LGBTQI+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を5年連続受賞
・ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
プロフェッショナルサービス部門 11年連続選出(人材サービス企業として唯一)
・「がんアライアワード2024」でブロンズを初受賞 (2024年12月)
・「D&Iアワード2025」
■ 離職の最大要因は「ワークライフバランスの欠如」。初の1位に
日本の働き手が企業を離れる決定的な理由として、これまでトップだった「不十分な報酬」を抜き、「ワークライフバランスを改善するため(33%)」が1位となりました。次いで「仕事内容への興味の欠如(32%)」「悪い職場環境(32%)」が続き、「不十分な報酬(31%)」は4位となっています。働き手が日々の実務において、形だけの制度ではなく、心身の回復や柔軟な働き方など本質的なワークライフバランスを求めていることが伺えます。日本の転職市場は依然として流動性が低く、2026年上半期に転職を計画している人は14%、過去半年で実際に転職した人は7%と、海外と比較すると総じて慎重な姿勢が目立ちます。しかし、日々の実務が期待を下回った際の離職リスクは高く、定着率の維持向上が多くの企業にとって重要課題となるなか、注目すべき結果です。
※1 2023年〜2025年の「悪い職場環境」は「上司との関係が悪い」の数値を参照しています
■ 理想の企業選びの不動の1位は「給与と福利厚生」、しかし現実とのギャップが課題
日本の働き手が企業選びで最も重視する条件は例年通り「魅力的な給与と福利厚生(59%)」が首位となりました。次いで「職場の雰囲気の良さ(49%)」、「ワークライフバランス(49%)」が並んで続きます。しかし、現在の勤務先に対する評価では、「雇用の安定」や「ワークライフバランス」が上位に入る一方で、「給与と福利厚生」は7位にとどまっています。働き手が最も重視する報酬面において、企業が十分な期待に応えられていない深刻なギャップが生じている現状が示唆されています。
■ 世代間で異なる「雇用の安定」への考え方と離職理由
企業に求める条件や離職理由において、世代による意識の違いが明確になっています。例えば、雇用の安定については年齢が下がるにつれて重視する割合が減少し、X世代では53%が重視しているのに対し、Z世代では38%にとどまりました。若年層は「会社が一生自分を守ってくれるとは限らない」という前提を持っているため、今の会社で「学習・成長」し、自分自身の「市場価値(エンプロイアビリティ:どこでも通用する能力)」を高めることこそが雇用の安定を得る上で重要だと考えています。そのため、「透明性と信頼性のあるコミュニケーション」や「学習・成長の機会と市場価値の向上」と結びつける傾向が強く、組織の継続性という伝統的な安定観から、将来のキャリアを見据えた変化への対応力へと価値観がシフトしています。
離職の理由についても、ミレニアル世代は「ワークライフバランス」を理由に離職を考える割合が最も高く(36%)、Z世代は「不十分な報酬」への感度が高い傾向にあります。一方、上の世代は「仕事内容への興味の薄れ」や「職場の雰囲気の悪化」といった要因を離職理由として重視しています。
■ 日本の社会的課題:定着しないリモートワークと「職務設計」の壁
日本において少なくとも一部の時間をリモートワークで働いている層は約2割にとどまっており、一般的な選択肢として定着しているとは言えない状況です。リモートワークを行っていない最大の理由は「職務上、不可能(44%)」であり、現行の職務設計が現場(オンサイト)での業務遂行を前提としているという日本企業の構造的な課題が明らかになりました。
■ ランスタッド エンプロイヤーブランドリサーチ2026 日本版 調査概要
調査対象:日本国内の18歳から65歳までの学生・就業者・非就業者 4,464名
実施時期:2026年1月
実施方法:オンラインアンケート(標準回答時間14分)
*下記から無料でダウンロードできます
https://services.randstad.co.jp/ja-jp/download/form/the-employer-brand-research-2026-report
■ ランスタッドの会社概要
[社 名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設 立] 1960年10月
[代 表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 38,480人
[売 上] 4兆2,537億円(230億7,700万ユーロ) 2025年度実績(12月決算)
(人材サービス業として世界最大*¹)
[資 本 金] 7,376億8,866万円(40億200万ユーロ) 2025年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ184.33円換算/ 2025年12月末時点)
*¹ Staffing Industry Analysts 2025、人材サービス企業売上ランキングより
■ ランスタッドについて
ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材およびクライアント企業に選ばれるパートナーとして 、労働市場の深い理解と4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じ、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。私たちは、あらゆるバックグラウンドを持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する働く世界において人々が価値ある存在であり続けられるよう支援することに注力しています。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い働く世界の実現に貢献します。
オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約38,000人の社員が働いています。2025年には、15万社近いクライアント企業と170万人以上の働く人々を支援し、231億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com
■ Award/表彰ほか
・LGBTQI+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を5年連続受賞
・ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
プロフェッショナルサービス部門 11年連続選出(人材サービス企業として唯一)
・「がんアライアワード2024」でブロンズを初受賞 (2024年12月)
・「D&Iアワード2025」
よくある質問
なぜワークライフバランスが離職理由の1位になったのですか?
働き手が単なる制度ではなく、心身の回復や柔軟な働き方といった本質的なワークライフバランスを求めるようになったためと考えられます。
若年層はなぜ「雇用の安定」よりも「市場価値」を重視するのですか?
「会社が一生自分を守ってくれるとは限らない」という前提から、自身のスキルを高め、どこでも通用する能力を身につけることが安定につながると考えているためです。
日本でリモートワークが普及しないのはなぜですか?
多くの職務が現場での業務遂行を前提とした設計になっており、職務上不可能と判断されるケースが多いためです。
企業は働き手の変化にどう対応すべきですか?
ワークライフバランスの実現、学習・成長機会の提供、透明性のあるコミュニケーションなど、多様化したニーズに応える戦略が必要です。
この調査はどのような影響を与えますか?
企業の人事戦略や働き方改革の推進、個人のキャリア形成における重要な示唆を与え、労働市場全体のトレンドを理解する上で役立ちます。