【埼玉県】埼玉県四半期経営動向調査(令和8年1~3月期)の結果及び「埼玉県四半期経営動向調査データサイト」の開設について

埼玉県、県内中小企業の経営動向調査結果を発表。景況感は持ち直しの動き。
ビジネス・コンサルティング,その他NQ 81/100出典:prnews

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  • 📰 発表: 2026年3月28日 01:18

1 埼玉県四半期経営動向調査(令和8年1~3月期)について

埼玉県では、県内中小企業2,200社を対象に四半期ごとに経営動向調査を実施しています。このほど、令和8年1~3月期(調査日:令和8年3月1日時点)の調査結果を取りまとめました。

また、今期は、景況感等に関する定例の調査に加え、「価格転嫁」及び「DXに向けた取組状況」についても調査しました。

<定例調査結果のポイント>

 県内中小企業の景況感

 「県内中小企業の景況感は持ち直しの動きがみられる」

 「先行きについては改善の動きがみられる」

 ・ 全業種の景況感DI*は、▲37.6となり、前期比で0.4ポイント減少し、3期ぶりに悪化した。

 ・ 製造業では、▲39.5となり、前期比で1.7ポイント減少し、3期ぶりに悪化した。

 ・非製造業では、▲36.2となり、前期比で0.6ポイント増加し、3期連続で改善した。

 ・全業種の売上げDI及び資金繰りDIは2期ぶりに悪化、採算DIは4期ぶりに悪化した。また、設備投資実施率は4期ぶりに減少した。

 ・来期(令和8年4~6月期)の景況感の先行きDIは、▲12.7と、前期比で6.0ポイント増加し、2期ぶりに改善した。

* 調査対象企業に自社が属する業界の景況感について「好況である」と回答した企業割合から「不況である」と回答した企業割合を差し引いた指数。

 <参考:景況感DIの推移>

<特別調査結果のポイント>

 ・価格転嫁について、「発注側企業と十分に価格交渉(相談)ができている」と回答した企業の割合は57.5%で、前回調査から2.9ポイント増加した。

 ・一方、「十分にできていない」と回答した企業の割合は26.9%で、前回調査から1.8ポイント減少した。

 ・DXに取り組む上での課題については、「DXを担う人材がいない」 (40.0%)が最も多く、次いで「資金の余裕がない」(37.8%)、「何をどう進めていいか分からない」(24.7%)の順となった。

 ・DXに取り組む上で県に期待する支援については、「資金繰り・助成」 (40.2%)が最も多く、次いで「人材の育成・供給」(18.5%)、「相談窓口の充実」(17.5%)の順となった。

<調査の概要>

調査方法:書面によるアンケート調査、業界団体及び個別企業へのヒアリング調査

調査対象期間:令和8年1~3月期(調査日:令和8年3月1日時点)

調査対象業種及び回答数

2 「埼玉県四半期経営動向調査データサイト」の開設について

県内事業者や県民の皆様(以下、「ユーザー」と言います。)が四半期経営動向調査の結果へアクセスしやすくし、手軽に調査結果を分析できるよう、新たに「埼玉県四半期経営動向調査データサイト(以下「データサイト」といいます。)」を県ホームページに開設しました。

これまで、紙又はPDFファイルによる報告書を読まなければ分からなかった調査結果が、BIツールによりグラフなどに可視化され、県内中小企業の景況感等の状況が一目で分かるようになります。

また、直感的な操作で、ユーザーが知りたい業種の状況を把握したり、特定の業種において、売上げと採算の関連性など複数の指標を組み合わせて把握することも可能です。

データサイトの活用により、経営の現状分析や支援機関への相談資料など、身近なツールとして活用いただけるようになります。

<データサイトの主な特徴>

 ・BIツールにより可視化された複数のグラフにより、県内中小企業の景況感等の状況が一目で分かります。

 ・ユーザーが表示したい調査時期や業種の調査結果を選択すると、グラフやデータを瞬時に表示させることができます。(令和6年4月~6月期調査結果以降のデータを格納)

 ・ユーザー自身が調査結果を分析できます。

  ① 特定の指標を選択し、複数の業種を比較できる機能

   業種によって、各指標がどのような傾向を示すのかを知るのに役立ちます。

  ② 特定の業種を選択し、複数の指標を比較できる機能

   特定の業種について、複数の指標の関連性を知るのに役立ちます。

※ 調査結果については、県ホームページ(埼玉県四半期経営動向調査のサイト)を御覧ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0801/doukou.html

※ データサイトは以下のURLをクリックしてご覧ください。

https://app.powerbi.com/view?r=eyJrIjoiZTM2OTM4YjItZGNkNS00MDMwLWI2OWItMWVkM2IyNzVkZWQ0IiwidCI6IjVlNzM4ZjMxLTVhNzItNGNiNS04NzA4LThiZWNlZjgwM2QyNyJ9

よくある質問

埼玉県四半期経営動向調査とはどのような調査ですか?

埼玉県が県内中小企業2,200社を対象に、四半期ごとに経営動向を調査するものです。景況感に関する定例調査に加え、今回は「価格転嫁」や「DXに向けた取組状況」についても特別調査を実施しました。

令和8年1~3月期の県内中小企業の景況感はどのような状況でしたか?

全業種の景況感DIは▲37.6となり、前期比で0.4ポイント減少し3期ぶりに悪化しました。ただし、来期(令和8年4~6月期)の景況感の先行きDIは▲12.7と、前期比で6.0ポイント増加し2期ぶりに改善する見込みです。

価格転嫁とDXに関する特別調査の結果はどうでしたか?

価格転嫁については、「発注側企業と十分に価格交渉(相談)ができている」と回答した企業の割合が57.5%で前回調査から増加しました。DXに取り組む上での課題は「DXを担う人材がいない」(40.0%)が最も多く、県に期待する支援は「資金繰り・助成」(40.2%)が最多でした。

「埼玉県四半期経営動向調査データサイト」とは何ですか?また、どのような機能がありますか?

県内事業者や県民が四半期経営動向調査の結果にアクセスしやすく、手軽に分析できるよう開設されたウェブサイトです。BIツールにより調査結果がグラフなどで可視化され、ユーザーが表示したい調査時期や業種を選択して瞬時に表示できるほか、特定の指標で複数の業種を比較したり、特定の業種で複数の指標の関連性を分析したりする機能があります。