早稲田大学と岡山大学、科学技術振興機構(JST)の研究グループは、生体組織や細胞、分子の状態を非侵襲・非破壊で調べることができるテラヘルツ波を用いた「テラヘルツバイオフォトニクス」の発展を妨げてきた本質的課題を整理し、その克服に向けた技術ロードマップを発表した。

テラヘルツ波は生体の水和状態や分子間相互作用を捉えることができるため、次世代のバイオ計測技術として注目されていたが、医療や生命科学への実利用は大きく遅れていた。本研究では、顕微鏡技術や高感度センサーなどの最新動向を分析し、現実的な技術ロードマップを提示した。

本成果は2026年5月29日に「Journal of Physics Photonics」に掲載された。この指針により、産学連携や異分野融合が加速し、次世代医療・生体計測の発展が期待される。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:テラヘルツ顕微鏡 / 高感度センサー