東北電力ネットワーク株式会社上越電力センターにて「クマ対策研修会」を実施

国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)の田辺慎一教務部長が、東北電力ネットワーク上越電力センターで「クマ対策研修会」を実施した。山間部業務に従事する職員50名が参加し、クマの生態理解やリスクマネジメント、組織的な安全管理について学んだ。
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  • 📰 発表: 2026年6月2日 01:30
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 16:50
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 16:52(収集から1分後)
NSGグループの学校法人国際総合学園 国際自然環境アウトドア専門学校(所在地:新潟県妙高市、以下 i-nac)の田辺慎一(教務部長)が、2026年5月29日、東北電力ネットワーク株式会社上越電力センター(新潟県上越市)において、山間部業務に従事する職員および協力会社社員を対象とした「クマ対策研修会」を実施しました。近年、全国各地でツキノワグマやヒグマの出没が増加し、人身被害も相次いでいます。電力設備の巡視・点検・保守業務など、山間部での作業機会が多い現場では、クマとの遭遇リスクに対する適切な理解と対応力が求められています。今回の研修会には、本会場29名、リモート会場21名の計50名が参加。講義だけでなくグループワークを取り入れた双方向型の研修として実施しました。■講演テーマ「山間部業務におけるクマリスクと対策― 出会わない・近づかないための行動設計 ―」。■主な内容:・クマの基礎理解(行動特性・近年の変化)・人身被害事例とリスク構造の分析・山間部業務における具体的リスク・出会わないための行動と判断・遭遇時の基本対応とNG行動・クマ鈴やクマスプレーなど装備の効果と限界・グループワーク①「自分たちの業務に潜むクマリスクの洗い出し」、②「現場で実践できる行動プランの検討」。講義では、新潟県等の人身被害データや出没・捕獲数データをもとに、人身事故の様々な傾向を解説しました。また、「クマは危険な動物」という単純な理解ではなく、クマの行動特性や学習能力、人里への出没要因などを踏まえながら、事故を未然に防ぐためのリスクマネジメントについて紹介しました。グループワークでは、日常業務に即した具体的な課題や改善案が数多く挙げられ、講義で学んだ内容を自らの業務に置き換えて考えることで、現場ごとのリスクを再認識する機会となりました。■アンケートから見えた参加者の意識変化。研修前アンケートでは、単独行動を避ける、クマ鈴やクマスプレーの携行など、個人による対策が多く挙げられました。一方、研修後アンケートでは、出没情報の共有、危険箇所の把握、複数人での行動、現場での声掛けなど、組織的・行動的な対策への関心が高まる結果となりました。クマ対策を「装備の問題」だけでなく、「情報共有や行動設計を含めた組織的な安全管理」として捉える視点が広がったことが伺えます。■研修満足度および効果。研修終了後に実施したアンケート(5段階評価)では、満足度 、関連度 、有用度 、活用度のすべてで高い評価が得られ、参加者にとって実務との関連性や有用性が高く、現場で活用できる内容であったことが確認されました。満足度「今回の研修の内容は、いかがでしたか」 4.6(5点満点の92%)。関連度「今回の研修は、自分の仕事に関連していると思いますか」 4.7(94%)。有用度「今回の研修は、自分の仕事に役立つと思いますか」 4.7(94%)。活動度「今回の研修で学んだことを、自分の仕事で活用できると思いますか」 4.6(92%)。■参加者の声 自由記述では、次のような声が寄せられました。・熊の生態を知ることができ、今までよりも防衛意識を高く持つことができた。・新たな知見を業務に活用でき有意義な講義でした。ありがとうございました。・知らなかった対策法など、役立つ内容であった。・有効な熊対策の確認ができた。また、今回の研修では、下記の項目について多くの気づきが挙げられました。特に、「クマ対策は装備だけではなく、日々の行動や情報共有が重要であることを理解できた」という意見が複数見られ、講演テーマである「出会わない・近づかないための行動設計」への理解が深まったことがうかがえました。・クマの行動特性や学習能力への理解・人身事故の多くが「不意の近距離遭遇」で発生していること・クマ鈴やクマスプレーの効果と限界・単独行動や休憩時のリスク・出没情報共有やチーム内連携の重要性。■自然と向き合う現場に必要な“リスクを学ぶ力”。i-nacでは、アウトドア教育・自然環境教育・安全管理教育の知見を活かし、学校教育のみならず、企業や自治体に対する安全研修や人材育成にも取り組んでいます。今後も、自然環境と関わる多様な現場において、安全で持続可能な活動を支える学びの機会を提供してまいります。

よくある質問

クマ対策研修会はどこで開催されましたか?

東北電力ネットワーク株式会社上越電力センターです。

研修の講師は誰ですか?

国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)の田辺慎一教務部長です。

研修の参加者は何名ですか?

本会場29名、リモート会場21名の計50名です。

研修の主な内容は?

クマの基礎理解、人身被害事例の分析、リスクマネジメント、グループワークなどです。

研修後の参加者の意識はどう変化しましたか?

装備だけでなく、情報共有や行動設計を含めた組織的な安全管理の重要性が認識されました。