NOK、「ウレタンパッキン用バイオマス材」を新開発 高バイオマス化(48%)と「アイアンラバー」の弾性・強靭さを両立した材料

NOK株式会社は、バイオマス度48%を実現したウレタンパッキン用バイオマス材(ポリウレタンエラストマー)を開発しました。原料製造時のCO2排出量を約48%削減し、同社独自の「アイアンラバー」の弾性と強靭さを維持した材料です。生分解性作動油を用いる油圧機器のパッキンとして、環境負荷の軽減に貢献します。一般社団法人 日本有機資源協会(JORA)の「バイオマスマーク」認定を取得済みです。
新製品NQ 86/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月20日 00:00
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 15:32
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月20日 08:23(収集から16時間51分後)
## NOK、「ウレタンパッキン用バイオマス材」を新開発

NOK株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:鶴 正雄、以下「NOK」)は、バイオマス度48%を実現したウレタンパッキン用バイオマス材(ポリウレタンエラストマー)を新たに開発しました。

本材料は、ウレタンの主要原料の一部を石油由来から植物由来のポリマーに変更することで、原料製造時のCO2排出量を従来比で約48%削減するとともに、当社の代表的なウレタン材料「アイアンラバー」特有のゴムの弾性と樹脂の強靭さを維持し、環境性能と材料性能の両立を実現しています。

本材料から成形したパッキンは、生分解性作動油を用いる油圧機器(環境配慮型シリンダなど)において、密封性により油漏れを防ぎ、環境負荷の軽減に貢献します。

### 開発の背景

近年、脱炭素や環境保全への関心の高まりを背景に、材料分野においても脱石油化や環境負荷低減による「持続可能なモノづくり」への取り組みが求められています。新開発の「ウレタンパッキン用バイオマス材」は、高バイオマス化による「カーボンニュートラル」と、生分解性作動油への対応による「サーキュラーエコノミー」を同時に実現する材料です。

本材料の開発では、植物由来ポリマーの比率を高めると安定した成形・硬化が難しく、「アイアンラバー」の性能を引き出すことが困難であるという課題がありました。また、生分解性作動油はパッキンを過度に膨潤させて摩耗を招く性質があり、耐久性の確保が求められます。当社はこれらの課題を解決し、バイオマス材料でありながら「アイアンラバー」の特性を維持し、生分解性作動油に対して耐久性を有する材料を実現しました。

### ウレタンパッキン用バイオマス材の特長

- 環境性能と基本性能の両立:高バイオマス化しつつ、ウレタン本来の耐久性と密封性を有します。
- 環境配慮型シリンダの実現:油漏れが環境汚染に直結する場所(森林や水辺など)で稼働する建設機械などのパッキンとして使用可能です。
- バイオマスマーク取得:一般社団法人 日本有機資源協会(JORA)の「バイオマスマーク」(認定番号:250132)を取得済みです。

NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、自動車、電子機器、医療機器、ロボットなどあらゆる産業分野に技術・製品を提供し続けています。

よくある質問

NOKの新開発材料の環境面でのメリットは?

植物由来原料の採用により、従来品と比較して原料製造時のCO2排出量を約48%削減できる点です。

アイアンラバーの特性は維持されていますか?

はい、新材料はバイオマス度を高めつつも、アイアンラバー特有のゴムの弾性と樹脂の強靭さを両立しています。

どのような用途に適していますか?

環境への配慮が必要な建設機械や、生分解性作動油を使用する油圧シリンダ等のパッキン用途に適しています。