家庭での食中毒・感染症予防と検便検査、その実態とは

食中毒や感染性胃腸炎のニュースは、季節を問わず私たちの耳に入ってきます。

なかでもノロウイルスやO157、サルモネラといった名前は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

では、こうした症状を、家庭ではどの程度意識して防いでいるのでしょうか。

そして、その原因が「検便(便の検査)」で特定できることは、どれくらい知られているのでしょうか。

そこで今回は有限会社森山環境科学研究所と共同で、全国の男女500名を対象に「家庭での感染症・食中毒予防と検便検査の意識」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所による調査」である旨の記載

・有限会社森山環境科学研究所(https://morewellec.jp/)へのリンク設置

「家庭での感染症・食中毒予防と検便検査の意識に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年5月21日 ~ 5月28日

調査対象者:全国の男女

有効回答:500サンプル

質問内容:

質問1:家庭での食中毒や感染性胃腸炎(ノロウイルス・O157・サルモネラなど)の予防を、日頃からどの程度意識していますか?

質問2:家庭で実践している食中毒・感染症の予防対策を教えてください。

質問3:あなたやご家族が、下痢・嘔吐・発熱などの食中毒や感染性胃腸炎に似た症状を経験したことはありますか?

質問4:その際、どのように対応しましたか?

質問5:食中毒や感染性胃腸炎の原因(ノロウイルス・O157・サルモネラなど)が「便の検査(検便)」によって特定できることをご存知ですか?

質問6:自宅から手軽に申し込めて数日で結果が届く「家庭用検便検査キット」(ノロウイルス・食中毒菌などを検査可能)があれば、利用したいと思いますか?

質問7:どのような場面で利用したいですか?(複数選択可)

質問8:もっとも利用したい場面と、そう考える理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

50.0%が、家庭での食中毒・感染症予防を「意識していない」と回答

まず、家庭での食中毒や感染性胃腸炎の予防を、日頃どの程度意識しているかを聞いてみました。

その結果、「非常に意識している」が15.6%、「やや意識している」が34.4%で、意識していると回答した方はあわせて50.0%でした。一方で、「あまり意識していない」が26.2%、「まったく意識していない」が23.8%となり、意識していない方も同じく50.0%にのぼりました。

家庭での食中毒や感染症予防については、意識している方とそうでない方がちょうど半数ずつに分かれる結果となっています。

あわせて、意識している方に、家庭で実践している食中毒・感染症の予防対策を聞いてみたので、一部を紹介します

家庭で実践している食中毒・感染症の予防対策を教えてください。

・翌日食べる予定が無いものは必ず冷凍にする。(20代・男性)

・牡蠣はなるべく生で食べない。(20代・女性)

・こまめな手洗い、調理器具の消毒、すぐ食べないものは必ず冷蔵庫で保管。(20代・女性)

・肉や魚を焼くときは温度計を使って75度以上になるようにしている。(30代・女性)

・生肉を切ったまな板で生野菜を切らない。(30代・女性)

・パストリーゼを使用している。タオルをこまめに変える。手をきちんと洗う。(30代・女性)

手洗いや調理器具の消毒、食品の冷蔵・冷凍保存など、日常の中で取り入れやすい対策が多く挙がりました。また、生肉を扱ったまな板で生野菜を切らない、肉や魚を加熱する際に温度を確認するなど、調理中の衛生管理を意識している声も見られます。

家庭での予防対策は特別なことだけではなく、食材の扱い方や保存方法、手洗いの徹底といった基本の積み重ねが大切だといえそうです。

32.8%が、食中毒や感染性胃腸炎に似た症状を「経験したことがある」と回答

続いて、自分や家族が下痢・嘔吐・発熱などの食中毒や感染性胃腸炎に似た症状を経験したことがあるかを聞いてみました。

その結果、「自分も家族も経験したことがある」が14.6%、「自分だけ経験したことがある」が11.4%、「家族だけ経験したことがある」が6.8%でした。

これらをあわせると、自分または家族のいずれかで経験がある方は32.8%にのぼります。

一方で、「どちらも経験したことはない」は67.2%でした。

では、症状が出たとき、どう対応したのでしょうか。

その際、どのように対応したか聞いてみました。

もっとも多かったのは「すぐに医療機関を受診した」で41.5%でした。

次いで「安静にして自然回復を待った」が25.6%、「しばらく様子を見てから受診した」が17.7%、「市販薬で自己対処した」が14.6%、「その他」が0.6%となりました。

対応としては受診が最多だった一方で、自然回復を待ったり、市販薬で対処したりした方も少なくありません。症状の原因がはっきりしないまま様子を見るケースもあり、食中毒や感染性胃腸炎だった場合には、家族へ広がる可能性があります。

38.2%が、検便で原因を特定できることを「まったく知らなかった」と回答

続いて、食中毒や感染性胃腸炎の原因が「便の検査(検便)」によって特定できることを知っているかを聞いてみました。

その結果、「まったく知らなかった」が38.2%、「言葉は聞いたことがある程度」は19.8%となり、あわせて58.0%が検便の役割を十分には知らないことがわかりました。

一方で、「なんとなく知っている」は34.2%、「詳しく知っている」は7.8%でした。

食中毒や感染性胃腸炎が疑われる症状が出ても、原因を調べる手段として検便を思い浮かべる人は多くないようです。

原因がわかれば、適切な対応や家族内での感染対策にもつなげやすくなります。

そのため、検便が原因特定に役立つことを知っておくことも、家庭での備えのひとつといえそうです。

23.2%が、家庭用検便検査キットを「利用したい」と回答

最後に、自宅から手軽に申し込めて数日で結果が届く「家庭用検便検査キット」があれば利用したいかを聞いてみました。

その結果、「ぜひ利用したい」が4.0%、「おそらく利用したい」が19.2%となり、あわせて23.2%が利用したいと回答しました。一方で、「あまり利用したいと思わない」は41.6%、「まったく利用したいと思わない」は35.2%でした。

現時点では利用に慎重な方も多いものの、家庭で下痢や嘔吐などの症状が出た際に、自宅から原因を確認できる手段があることは、安心材料のひとつになりそうです。

あわせて、利用したいと回答した方に、どのような場面で使いたいかを聞いてみました。

もっとも多かったのは「自分自身に症状が出たとき」で66.4%でした。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:家庭用検便検査キット