米国の半導体製造の流れが形になりつつある。環球晶(6488-TW)が米国での資本支出を拡大するだけでなく、ICテストの大手である京元電(2449-TW)も本日(10日)、取締役会で米国への投資設立工場案を承認したと発表した。投資額は当初約14億ドル(約新台幣449億元)と見積もられており、米国の半導体集積が着実に形成されつつあることを示している。
京元電は現在、米国には業務事務所のみを有している。米国顧客の現地製造ニーズに対応するため、今年初めから米国への工場設立が伝えられていたが、半年間の検討を経て、本日正式に米国への進出を決定した。
京元電は現在、複数の米系大手企業から受注を確保している。主要顧客であるNVIDIA(NVDA-US)のテストを一貫して請け負う主力サプライヤーであるだけでなく、ブロードコム(AVGO-US)、マーベル(MRVL-US)、インテル(INTC-US)、そしてグーグル(GOOG-US)、アマゾン(AMZN-US)などのクラウドサービスプロバイダー(CSP)とも良好な関係を維持している。
業界では、トランプ政権の米国半導体製造復興計画に対応する形で、米国企業が台積電(2330-TW)(TSM-US)への発注を拡大すると予想されている。台積電のアリゾナ州工場の生産能力が段階的に立ち上がるにつれ、現地における後工程の需要も生まれ始めている。台積電の工場から出荷されたウェーハは、京元電とAmkorがそれぞれテストとパッケージングを担当することになると見られている。
京元電の取締役会は、今回の決定により、謝其俊会長に14億ドルの投資枠内で米国への投資および工場設立に関するすべての事項を一任することを承認した。資金は自社資金または借入金によって調達され、事業の発展およびグローバルサプライチェーンの配置に対応する。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:資金調達
- 関連組織:Amkor
- 製品・サービス:ICテストサービス