鴻海(2317-TW)の子会社である工業富聯(601138-CN)は本日(9日)、2024年上半期の業績増加を発表した。第2四半期の親会社帰属純利益は人民幣(以下同)128億元から138億元の見通しで、前年比86%から101%増となる。上半期全体では234億元から244億元の範囲で、前年比93%から101%増と予想されている。

工業富聯によると、第2四半期の継続事業純利益(非経常項目控除後)は124億元から134億元で、前年比84%から99%増。上半期の同指標は227億元から237億元で、前年比94%から103%増の見通しである。

同社は、業績増加の主な要因として、クラウドコンピューティング事業における製品構成の最適化を挙げており、経営効率が前年同期と比べ大幅に向上したと説明している。2024年上半期には、クラウドサービスプロバイダー(CSP)向けAIサーバーの売上が前年比230%以上増加した。

工業富聯は、AI関連製品が主力事業の成長エンジンであると強調している。主要顧客における市場シェアは着実に拡大しており、大手顧客との共同設計による次世代製品の開発も順調に進んでおり、2024年下半期から量産段階に移行する見込みである。

通信およびモバイルネットワーク機器部門については、データセンター内での高速接続が計算能力を効率的に発揮するための基盤として重要であるとし、800G以上のデータセンター用スイッチの出荷台数が前年比1.4倍に増加したと報告している。全体の事業運営は安定しており、顧客の需要が継続的に発現し、製品出荷も良好な状態を維持している。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:業績
  • 製品・サービス:AIサーバー / クラウドコンピューティングインフラ