国内外の市場・技術・政策動向を俯瞰した報告書「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」を発行

NEDOは、国内外の市場・技術・政策動向の調査・分析に基づき、日本が取り組むべき12のフロンティア領域を特定した「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」を発行しました。MFTロジックモデルを用いて社会課題と技術を組み合わせ、産官学一体となった社会実装と新産業創出を目指します。
調査NQ 88/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月1日 19:20
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 10:35
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 18:59(収集から8時間24分後)
NEDOは、分野全体を俯瞰した国内外の市場・技術・政策動向の調査・分析に基づき、日本が新たに取り組むべき領域や取り組みを強化すべき12の領域(フロンティア領域等)を探索、特定し提案する、報告書「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」を本日6月1日に発行しました。

「Innovation Outlook」で提案するフロンティア領域等は、今後関係省庁や産業界、アカデミアに対して発信し、さらなるイノベーションの促進に貢献します。

1.概要
NEDOのイノベーション戦略センター(TSC)は、2024年度からの活動の柱として、所掌する分野全体を俯瞰した国内外の市場・技術・政策の動向を調査・分析に基づき、新たに取り組むべき領域や取り組みを強化すべき領域(フロンティア領域等)を提案する「Innovation Outlook」を策定することとし、昨年7月にはその初版として「Innovation Outlook Ver.1.0」を発行しました。TSCはこの活動を2025年度以降も継続し、新たに見いだされたフロンティア領域等を取りまとめ、本日6月1日に「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」として発行しました。

2.今回の成果
「Innovation Outlook」では、技術(T:Technology)起点のアプローチに加え、多様化・複雑化するニーズや社会課題に応えるにあたって、必要とされる新たな機能・提供価値(F:Function)を考え、既存・新規の機能や技術を組み合わせることで解決策を考えていくアプローチ(社会課題(M:Mission)起点でのアプローチ)も重視する、MFTロジックモデルを用いて、分析を行います。

社会像、およびその背景となる市場・技術・政策動向、社会課題(M)を踏まえ、分析を行った結果、その解決のために機能・提供価値を取り組むべき領域(F)として捉えて全体俯瞰を示します。また、取り組むべき領域の中から将来性、革新性、日本の強み、経済安全保障上の重要性、民間でのリスクを踏まえ、フロンティア領域等を提案します。

今回の「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」では、上記のInnovation Outlookの位置付け、および目指すべき将来像を前提として継続的に俯瞰調査を行い、新たに12のフロンティア領域等を提案しました。

3.今後の予定
今後はフロンティア領域の推進にあたり、探索から育成、国家プロジェクトや民間事業としての実施、社会実装までの全体サイクルのマネジメントフローを検討します。

1) 「Innovation Outlook」策定を通じて所掌分野の全体俯瞰を行うことで、社会課題の解決のために日本の産官学が一体となって取り組むべきフロンティア領域等を提案する。
2) 提案されたフロンティア領域等について、解決策を産業界、アカデミア、スタートアップなどから広く募集し、各領域で取り組むべき研究課題とその社会実装までの道筋を仮説として示したイノベーション戦略の案を策定する。
3) 国家プロジェクトとして重点的に推進すべきフロンティア領域等は、経済産業省に対して提案を行い、経済産業省は自らの評価・分析や他の機関からの情報も踏まえ、重点フロンティア領域を選定し、フィジビリティスタディを実施する。
4) フィジビリティスタディの結果を踏まえ、仮説を検証した上で、必要に応じてピボットを行った上で、国家プロジェクトや民間事業としての実施を検討し、その結果をイノベーション戦略として取りまとめる。
5) イノベーション戦略に基づいて国家プロジェクトや民間事業を組成して、社会実装に向けた取り組みを推進する。

よくある質問

「Innovation Outlook Ver. 1.0増補版」とは何ですか?

NEDOが国内外の市場・技術・政策動向を調査・分析し、日本が新たに取り組むべき、あるいは強化すべき「フロンティア領域」を特定・提案した報告書です。

フロンティア領域はどのように特定されましたか?

社会課題起点のアプローチ(MFTロジックモデル:社会課題M、機能・提供価値F、技術T)を用い、将来性、革新性、日本の強み、経済安全保障上の重要性などを踏まえて特定されました。

今回の報告書で新たに提案された領域数は?

新たに12のフロンティア領域等が提案されました。

報告書の目的は何ですか?

革新技術の社会実装に向けた事業モデルの構築、ルール・標準整備、社会受容性の醸成など、トランスフォーマティブ・イノベーションを促進し、社会課題解決や新産業創出を目指すことです。

今後の推進プロセスはどのようになっていますか?

探索から育成、国家プロジェクトとしての実施、社会実装までの全体サイクルをマネジメントし、産官学一体となってフロンティア領域を推進します。