東京都では、スタートアップと連携して、都内の自然資源を活用し、CO2を吸収・除去することで生まれるカーボンクレジット※1 の創出を促進する「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」を実施しています。このたび、令和6年度に採択した実証事業において、都内の森林から国内初となる森林系ボランタリークレジット※2 の発行が完了しましたので、お知らせします。

※₁ カーボンクレジットは、省エネ設備の導入や森林管理の取組等によるCO₂等の排出削減量や吸収量を第三者機関によ

る検証等を経て企業等の間で取引できるよう認証したものであり、脱炭素を進める効果的な仕組みです。

※₂ ボランタリークレジットは、カーボンクレジットのうち、世界中で実施されているプロジェクトによるCO₂等の排出

削減量や吸収・除去量を民間の認証機関によってクレジット化したものです。

実証事業者

アイフォレスト株式会社

住 所:東京都中央区日本橋3-1-3 xBridge-Global

設立日:令和4年3月14日

代表者:代表取締役CEO 丸山孝明

“人と森のつながりを、再構成する。”をビジョンに掲げる森林系クライメートテック企業。最先端のリモートセンシング技術と生物多様性評価モデルを活用し、森林の多面的価値を可視化・価値化することで、ネイチャーポジティブ×持続可能な森林経営の実現を目指しています。

実証事業の概要

日本版ボランタリークレジット(JVC)創出に向けた森林のCO₂吸収量等の可視化実証

産業用無人ヘリと衛星データを活用したCO2 吸収量算定手法および生物多様性の定量評価モデルの実証を通じて森林分野における新たなボランタリークレジットの仕組みを創出(令和7年12月実証終了)

認証されたクレジットについて

クレジット種別:ボランタリークレジット

認 証 機 関:一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジット

コンソーシアム(NCCC)

適 用 方 法 論:NCCC-MD0002 新規植林、再植林、植生回復

今 回 認 証 量:77t-CO2

実 施 場 所:東京都檜原村

・認証されたカーボンクレジットは、本実証の協力事業者である株式会社東京建物へ販売し、今後、活

用方法について検討を進めます。

・今後も適切な森林管理を続けることで、本プロジェクトでは、2045年までに1,725t-CO2※ のクレ

ジットが創出される見込みです。

※ t-CO2」とは、温室効果ガスの削減・吸収量をCO2換算の重量で表した単位です。本プロジェクトを通じて創出が

予定されている1,725t-CO2は、日本の標準的な家庭約486世帯が年間で排出する温室効果ガスの量に相当します。

事 業 概 要

農林水産分野でのCO2の吸収・除去に関する優れたアイデアや技術等を有するスタートアップを公募・選定し、都内での吸収・除去系カーボンクレジットの創出に向けた実証事業に対し、経費負担等の支援を2か年にわたって実施

支援内容

主要指標 — KEY FIGURES

1,725t-CO2
2045年までに1,725t-CO2※ のクレジットが創出される見込みです
4,000万円
実証事業に係る経費の負担(最大4,000万円/2か年)

① 実証事業に係る経費の負担(最大4,000万円/2か年)

② 事業プロモーターによる伴走支援

事業ウェブサイトでは採択事業に関する報告会の様子を掲載しています。

https://www.removal-credit.metro.tokyo.lg.jp/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:環境イニシアティブ
  • 関連組織:アイフォレスト株式会社 / 一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(NCCC)