【なぜ有吉佐和子は古びないのか?】問題作『海暗(うみくら)』待望の復刊! 伊豆の孤島に突きつけられた“国家の決定” 米軍射爆場建設計画に分断される島民たちの現実を描く、傑作長編。

河出書房新社が、有吉佐和子の問題作『海暗』を河出文庫から4月7日に復刊。伊豆の孤島を舞台に、米軍射爆場計画に翻弄される島民たちの苦悩と生活を描いた傑作長編で、現代にも通じる普遍的なテーマを問いかける。
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  • 📰 発表: 2026年4月6日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年4月6日 09:01
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月9日 14:24(収集から77時間22分後)

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、有吉佐和子著『海暗』(うみくら)(税込価格1,210円)を河出文庫から4月7日に発売いたします。

●有吉佐和子の問題作『海暗』、待望の復刊!

伊豆七島の御蔵島が米軍射爆場に内定した――

それは、平和でのどかな島に住む島民たちに突然知らされた驚くべき通知だった。

やがて射爆場建設計画により島民の心が分裂する。

思いもよらぬ大事件に翻弄される島民の苦悩と哀歓。島の伝統と若者の離島問題に揺れる島民たちの生きる姿を、島への深い愛情を持つ長老・オオヨン婆を中心に描く傑作長編。

『青い壺』(文春文庫)、『非色』、『女二人のニューギニア』(河出文庫)など、近年の復刊が続々と大ヒットしている有吉佐和子さん。有吉文学は時代を超えて、読み継がれています。

発表から半世紀以上を経た作品群が、今もなお、多くの読者の共感を集めるのはなぜなのでしょうか?

どの作品も時代や社会の歪みを鋭く見据え、普遍的なテーマを描いているからです。家族や友人との人間関係、人種問題、環境問題、地域社会、価値観の衝突……これらは切実な問題として、現代社会に存在しています。

とりわけ本作『海暗』は、伊豆の御蔵島に突如持ち上がった米軍射爆場計画に、翻弄される島民たちの現実を描いた長編小説です。島民たちの逞しく生き抜く姿も魅力的で、人々の人間ドラマが時にユーモラスに描かれ、根強い人気のある作品として知られてきました。共同体の絆と分断、伝統と変化のあいだで揺れる人々の姿は、現代の私たちへ切実なリアリティをもって迫ります。

古びることのない視点と物語の力を、ぞんぶんに体感できる有吉文学の真骨頂!

長年待ち望まれた有吉佐和子の問題作『海暗』の復刊に、ぜひご注目ください!

●高橋源一郎氏、推薦!

「これはほんとうに六十年近くも前に書かれた小説なのだろうか。この小さな島の混乱、人びとの困惑は、いまわたしたちが感じているものと同じではないか。そして、これこそが、有吉佐和子の文学の本質なのだ」

(「解説」より)

●著者 有吉佐和子

昭和6年、和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。昭和31年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』など話題作を発表し続けた。昭和59年没。

●新刊情報

『海暗』(河出文庫)

著者:有吉佐和子

解説:高橋源一郎

仕様:文庫判/並製 /402頁

発売日:2026年4月7日
税込定価:1,210円(本体1,100円)

ISBN:978-4-309-42255-8
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309422558/

※電子書籍の発売予定はありません。

●ベストセラー既刊紹介

『非色』(河出文庫)

著者:有吉佐和子

仕様:文庫判/並製 /424頁

発売日:2020年11月6日
税込定価:990円(本体900円)

ISBN:978-4-309-41781-3
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309417813/

※電子書籍も発売中です。各電子書籍ストアにてご確認ください。

『女二人のニューギニア』(河出文庫)

著者:有吉佐和子

仕様:文庫判/並製 /288頁

発売日:2023年1月10日
税込定価:990円(本体900円)

ISBN:978-4-309-41939-8
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309419398/

※電子書籍も発売中です。各電子書籍ストアにてご確認ください。