信頼性は「政府」が「NPO」を追い抜く|寄付を集める団体に求められる資金管理体制とは?NPOの信頼性に関する3000名の意識調査
Key facts
- 信頼性は「政府」が「NPO」を追い抜く|寄付を集める団体に求められる資金管理体制とは?NPOの信頼性に関する3000名の意識調査
- 公益財団法人日本非営利組織評価センター(JCNE)が2026年3月に実施した「NPOの信頼性についての意識調査」の結果を発表。組織の信頼度で「政府」が「NPO」を初めて追い抜き、寄付先選定では第三者認証が重視される実態が明らかになった。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月4日
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公益財団法人日本非営利組織評価センター(JCNE)が2026年3月に実施した「NPOの信頼性についての意識調査」の結果を発表。組織の信頼度で「政府」が「NPO」を初めて追い抜き、寄付先選定では第三者認証が重視される実態が明らかになった。
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- 信頼性は「政府」が「NPO」を追い抜く|寄付を集める団体に求められる資金管理体制とは?NPOの信頼性に関する3000名の意識調査 (2026年6月4日), PR Times
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- PR Times
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- 2026年6月4日
公益財団法人日本非営利組織評価センター(JCNE)が2026年3月に実施した「NPOの信頼性についての意識調査」の結果を発表。組織の信頼度で「政府」が「NPO」を初めて追い抜き、寄付先選定では第三者認証が重視される実態が明らかになった。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月4日 10:00
- 🔍 収集: 2026年6月4日 10:34(発表から34分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月6日 23:01(収集から60時間27分後)
日本初の全国規模で非営利組織の組織評価を行う第三者認証機関、公益財団法人日本非営利組織評価センター(所在地:東京都港区、理事長:佐藤大吾、以下JCNE)は、2026年3月に実施した2023年からの継続調査である「NPOの信頼性についての意識調査」の調査結果を発表いたしました。
NPOに対する市民からの信頼性の実態
特定非営利活動促進法施行から28年を迎え、社会課題解決の担い手はNPOに限らず幅広い領域へ拡大し、NPO自体も他セクターとの連携が活発化しています。一方で、あらゆる組織において情報の透明性が求められる昨今において、支援者が適切かつ信頼できるNPOを判断する必要性も年々高まっています。このような状況を受け、日本で初めて全国規模・分野共通の非営利組織の評価認証機関であるJCNEは、NPOに対する市民からの信頼性の実態、信頼を獲得する方法、信頼意識と寄付意向の関係性等を明らかにすることを目的に2023年から継続した調査を実施しています。
継続調査の3年目となり3か年の変化をみるとともに、新設の設問として、情報公開と寄付金管理体制にフォーカスしました。情報公開は、過去2回の調査において、「信頼できるNPOの要素は何か」との質問に対しては、5割以上の人が「情報が公開されていること」を選択しています。今回の調査では情報公開とは具体的には何なのか検証しました。また、2025年4月に開始したグッドギビングマーク制度の基準カテゴリー「資金管理」に関連して、寄付金・助成金等の支援性資金を預かるNPOに対して、一般人はどのような資金管理体制を求めるのか深掘りしました。
【調査サマリー】
組織の総合的な信頼度は、「民間企業」「政府」「NPO」「マスメディア」の順番となり、「民間企業」「政府」が5pt以上向上し、「政府」が「NPO」を追い抜く形となった。ただし、NPOを信頼できると回答した人は21.3%、2023年調査(20.2%)、2024年調査(21.9%) の5人に1人から大きな変化はなかった。
寄付への非意向理由で最も多いのが「経済的に余裕がないから」であり、回答者全体の約4割となる。寄付を行う場合に第三者機関認証を重視するかは、「重視する(計)」が回答者全体の56.7%であった。NPOを信頼していない人でも「重視する(計)」は52.5%と半数以上を占め、寄付先選定においては第三者機関認証の有無が重視されている様子がうかがえる。
新設設問である、はじめて寄付をする際のNPOの情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものは、回答者全体では「寄付金の使途」が最も高く、次いで「外部監査」「収入内訳」「活動内容」と続く。NPOを信頼している人も信頼していない人も「寄付金の使途」は約3割と高い。
NPOの信頼に最も重要な公開情報についての理由(自由回答)の分析から、金銭面の確認を基点として、金銭>制度>活動実態>人の順に情報を積み上げながら、段階的に信頼を形成しているという構造が明らかになった。
信頼できるNPO内部の寄付金管理体制としては、回答者全体では「寄付金管理を複数人で行う内部チェック体制」が最も高く、「現金管理・支払い承認などの不正防止ルールの徹底」と続く。
1.NPOの信頼性は、「政府」が「NPO」を追い抜く。
組織の信頼性は、「民間企業」32.0%、「政府」が28.5%、「NPOのうち社会福祉法人」23.3%、「NPOのうち公益法人」22.4%、「NPO」21.3%、が上位の結果でした。「認定NPO法人」は20.3%と、2024年調査では「寄付金控除の対象」2023年調査では「税制上優遇措置がある」と説明を追記した場合と比較して、説明を追記しない場合の方が信頼度は向上しました。「税控除」や「税優遇」といった説明に対する不信感のあらわれかと示唆されます。2023年及び2024年調査比で、4つのセクター「政府」「民間企業」「マスメディア」「NPO」はいずれも信頼度は上昇していますが、「民間企業」「政府」が5pt以上向上し、「政府」が「NPO」を追い抜く形となりました。過去2年間は、「民間企業」「NPO」が「政府」「マスメディア」よりも高い結果でした。
Q17 あなたは、次の組織を信頼できると思いますか。(複数回答)
2.寄付をしない理由は、「経済的に余裕がないから」が4割。寄付先選定に「第三者認証を重視する」が6割。
寄付をしない理由で最も多いのが「経済的に余裕がないから」であり、回答者全体の約4割の結果でした。「寄付をする機会がないから」が18.1%、「寄付をした後の効果が見えにくいから」が16.3%と続きますが、NPOを信頼していない人では「信頼できるNPOがない、不信感がある」は17.1%であり、不信感から寄付をしない人たちが多い実態が浮き彫りになりました。
Q7 寄付(ふるさと納税を除く)をしていない理由として、当てはまるものをお答えください。 (複数回答)2025年(令和7年)1月~12月までに寄付(ふるさと納税を除く)をしていない人におたずねします
一方で、寄付を行う場合に第三者機関認証を重視するかは、「重視する(計)」が回答者全体の56.7%でした。NPOを信頼していない人でも「重視する(計)」は52.5%と半数以上を占め、寄付先選定においては、第三者機関認証の有無が重視されていることが際立つ結果となりました。
Q9 あなたがもし寄付を行う場合、寄付先を選ぶ際に、「団体の信頼性を保証する」第三者機関の認証制度や、認証マークがあれば重視しますか。
3.寄付をする際に、「寄付金使途」「外部監査」「収入内訳」が公開されていると信頼できる。
信頼できるNPOの要素は、「情報が公開されていること」57.4%、「問合せ窓口があること」56.4%、「反社会的勢力とのつながりがないこと」55.3%、「活動に伴う人権侵害がないこと」54.9%、「行政処分を受けていないこと」54.8%、「適切な会計がなされていること」52.3%、「役員に犯罪歴がないこと」52.0%で、5割を超え、割合も順位も3年間ほぼ変化がありませんでした。
Q19 あなたは「信頼できるNPO」に必要な要素として、以下の項目は当てはまると思いますか。(複数回答)
さらに2025年調査では、はじめて寄付をする際のNPOの情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものを選択する設問を新設しました。回答者全体では「寄付金の使途」が最も高く、次いで「外部監査」「収入内訳」「活動内容」と続きました。NPOを信頼している人も信頼していない人も「寄付金の使途」は約3割と高い結果でした。
さらに、NPOの信頼に最も重要な公開情報についての理由(自由回答)の分析から、金銭面の確認を基点として、金銭>制度>活動実態>人の順に情報を積み上げながら、段階的に信頼を形成しているという構造が見て取れます。
Q22 あなたは、はじめて寄付を検討するとき、NPO の情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものを選んでください。(最大3つ)
4.一般人も寄付金管理体制は重視。「複
NPOに対する市民からの信頼性の実態
特定非営利活動促進法施行から28年を迎え、社会課題解決の担い手はNPOに限らず幅広い領域へ拡大し、NPO自体も他セクターとの連携が活発化しています。一方で、あらゆる組織において情報の透明性が求められる昨今において、支援者が適切かつ信頼できるNPOを判断する必要性も年々高まっています。このような状況を受け、日本で初めて全国規模・分野共通の非営利組織の評価認証機関であるJCNEは、NPOに対する市民からの信頼性の実態、信頼を獲得する方法、信頼意識と寄付意向の関係性等を明らかにすることを目的に2023年から継続した調査を実施しています。
継続調査の3年目となり3か年の変化をみるとともに、新設の設問として、情報公開と寄付金管理体制にフォーカスしました。情報公開は、過去2回の調査において、「信頼できるNPOの要素は何か」との質問に対しては、5割以上の人が「情報が公開されていること」を選択しています。今回の調査では情報公開とは具体的には何なのか検証しました。また、2025年4月に開始したグッドギビングマーク制度の基準カテゴリー「資金管理」に関連して、寄付金・助成金等の支援性資金を預かるNPOに対して、一般人はどのような資金管理体制を求めるのか深掘りしました。
【調査サマリー】
組織の総合的な信頼度は、「民間企業」「政府」「NPO」「マスメディア」の順番となり、「民間企業」「政府」が5pt以上向上し、「政府」が「NPO」を追い抜く形となった。ただし、NPOを信頼できると回答した人は21.3%、2023年調査(20.2%)、2024年調査(21.9%) の5人に1人から大きな変化はなかった。
寄付への非意向理由で最も多いのが「経済的に余裕がないから」であり、回答者全体の約4割となる。寄付を行う場合に第三者機関認証を重視するかは、「重視する(計)」が回答者全体の56.7%であった。NPOを信頼していない人でも「重視する(計)」は52.5%と半数以上を占め、寄付先選定においては第三者機関認証の有無が重視されている様子がうかがえる。
新設設問である、はじめて寄付をする際のNPOの情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものは、回答者全体では「寄付金の使途」が最も高く、次いで「外部監査」「収入内訳」「活動内容」と続く。NPOを信頼している人も信頼していない人も「寄付金の使途」は約3割と高い。
NPOの信頼に最も重要な公開情報についての理由(自由回答)の分析から、金銭面の確認を基点として、金銭>制度>活動実態>人の順に情報を積み上げながら、段階的に信頼を形成しているという構造が明らかになった。
信頼できるNPO内部の寄付金管理体制としては、回答者全体では「寄付金管理を複数人で行う内部チェック体制」が最も高く、「現金管理・支払い承認などの不正防止ルールの徹底」と続く。
1.NPOの信頼性は、「政府」が「NPO」を追い抜く。
組織の信頼性は、「民間企業」32.0%、「政府」が28.5%、「NPOのうち社会福祉法人」23.3%、「NPOのうち公益法人」22.4%、「NPO」21.3%、が上位の結果でした。「認定NPO法人」は20.3%と、2024年調査では「寄付金控除の対象」2023年調査では「税制上優遇措置がある」と説明を追記した場合と比較して、説明を追記しない場合の方が信頼度は向上しました。「税控除」や「税優遇」といった説明に対する不信感のあらわれかと示唆されます。2023年及び2024年調査比で、4つのセクター「政府」「民間企業」「マスメディア」「NPO」はいずれも信頼度は上昇していますが、「民間企業」「政府」が5pt以上向上し、「政府」が「NPO」を追い抜く形となりました。過去2年間は、「民間企業」「NPO」が「政府」「マスメディア」よりも高い結果でした。
Q17 あなたは、次の組織を信頼できると思いますか。(複数回答)
2.寄付をしない理由は、「経済的に余裕がないから」が4割。寄付先選定に「第三者認証を重視する」が6割。
寄付をしない理由で最も多いのが「経済的に余裕がないから」であり、回答者全体の約4割の結果でした。「寄付をする機会がないから」が18.1%、「寄付をした後の効果が見えにくいから」が16.3%と続きますが、NPOを信頼していない人では「信頼できるNPOがない、不信感がある」は17.1%であり、不信感から寄付をしない人たちが多い実態が浮き彫りになりました。
Q7 寄付(ふるさと納税を除く)をしていない理由として、当てはまるものをお答えください。 (複数回答)2025年(令和7年)1月~12月までに寄付(ふるさと納税を除く)をしていない人におたずねします
一方で、寄付を行う場合に第三者機関認証を重視するかは、「重視する(計)」が回答者全体の56.7%でした。NPOを信頼していない人でも「重視する(計)」は52.5%と半数以上を占め、寄付先選定においては、第三者機関認証の有無が重視されていることが際立つ結果となりました。
Q9 あなたがもし寄付を行う場合、寄付先を選ぶ際に、「団体の信頼性を保証する」第三者機関の認証制度や、認証マークがあれば重視しますか。
3.寄付をする際に、「寄付金使途」「外部監査」「収入内訳」が公開されていると信頼できる。
信頼できるNPOの要素は、「情報が公開されていること」57.4%、「問合せ窓口があること」56.4%、「反社会的勢力とのつながりがないこと」55.3%、「活動に伴う人権侵害がないこと」54.9%、「行政処分を受けていないこと」54.8%、「適切な会計がなされていること」52.3%、「役員に犯罪歴がないこと」52.0%で、5割を超え、割合も順位も3年間ほぼ変化がありませんでした。
Q19 あなたは「信頼できるNPO」に必要な要素として、以下の項目は当てはまると思いますか。(複数回答)
さらに2025年調査では、はじめて寄付をする際のNPOの情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものを選択する設問を新設しました。回答者全体では「寄付金の使途」が最も高く、次いで「外部監査」「収入内訳」「活動内容」と続きました。NPOを信頼している人も信頼していない人も「寄付金の使途」は約3割と高い結果でした。
さらに、NPOの信頼に最も重要な公開情報についての理由(自由回答)の分析から、金銭面の確認を基点として、金銭>制度>活動実態>人の順に情報を積み上げながら、段階的に信頼を形成しているという構造が見て取れます。
Q22 あなたは、はじめて寄付を検討するとき、NPO の情報として『これが公開されていると信頼できる』と感じるものを選んでください。(最大3つ)
4.一般人も寄付金管理体制は重視。「複
よくある質問
この調査の目的は何ですか?
NPOに対する市民の信頼性の実態、信頼獲得方法、信頼意識と寄付意向の関係性を明らかにすることです。
どの組織が最も信頼されていますか?
民間企業(32.0%)が最も高く、次いで政府(28.5%)、社会福祉法人(23.3%)と続きます。
寄付をしない最大の理由は何ですか?
「経済的に余裕がないから」が回答者全体の約4割で最も多い理由です。
第三者機関認証は寄付先選定でどの程度重視されますか?
回答者全体の56.7%が重視すると回答し、NPOを信頼していない人でも52.5%が重視します。
信頼できるNPOに必要な要素は何ですか?
「情報が公開されていること」(57.4%)が最も重要で、次いで「問合せ窓口があること」(56.4%)です。