出光興産と森空バイオリファイナリー、純国産ATJ-SAFサプライチェーン構築に向け連携

出光興産と森空バイオリファイナリーは、国産木材由来のバイオエタノールを活用した純国産ATJ-SAF(持続可能な航空燃料)のサプライチェーン構築に向けた覚書を締結した。非可食の木質バイオマスから製造される第二世代バイオエタノール(E2G)を原料に、国内での原料開発からSAF利用までを一貫させる体制の実現可能性を共同で検討する。
businessNQ 55/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月27日 14:30
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 00:36(発表から106時間6分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 00:11(収集から23時間34分後)
出光興産株式会社と森空バイオリファイナリー合同会社は、国産木材由来のバイオエタノールを起点とした純国産ATJ-SAF(持続可能な航空燃料)のサプライチェーン構築に向け、覚書を締結しました。木質バイオマス由来の国産第二世代バイオエタノール(E2G)と、出光興産が実証検討を進めるATJ技術をつなぐことで、原料開発からSAF利用までを国内で完結させるサプライチェーンの実現可能性について共同で検討を進めます。

森空BRは、国産木材を原料としたE2Gを製造し、SAF原料などへ活用することを目指しています。両社は、森空BRが計画する国産E2Gと、出光興産が実証に向けた取り組みを進めるATJ-SAF製造をつなぎ、原料開発からSAF利用までを一貫させた検討を行います。具体的には、国内のE2G製造拠点とATJ-SAF製造プラントを結ぶロジスティクスの検討を進めるとともに、純国産ATJ-SAFに関する情報発信や、社会実装に向けた制度・環境整備の観点からの検討も実施します。

航空業界では、脱炭素化に向けた有効な手段の一つとしてSAFの社会実装が期待されています。SAFには複数の原料や製造方法があり、現在、世界的にはHEFA技術によるSAF製造が先行しています。しかし、SAFの普及拡大においては原料確保が課題であり、エネルギー安全保障の観点からも原料の多様化が求められています。ATJは、多様なバイオマスから製造されるアルコールをSAF原料とすることで、原料の安定調達および多様化に貢献できる技術であり、出光興産はその実証製造に挑戦しています。木質バイオマスに代表される非可食資源由来の国産E2Gを原料とするATJ-SAFのサプライチェーンが実現すれば、食料との競合を回避しながら、原料生産から製品製造までを国内で完結することが可能です。

両社は今後、純国産ATJ-SAFサプライチェーンの実現可能性を高め、日本の航空分野における脱炭素化ならびにエネルギー安全保障に貢献することを目指します。

よくある質問

ATJ-SAFとは何ですか?

Alcohol to Jetの略で、エタノールなどのアルコールを原料として製造される持続可能な航空燃料(SAF)のことです。

第二世代バイオエタノール(E2G)の特徴は?

食料と競合しない非可食用のバイオマス(木材など)を原料とするバイオエタノールを指します。

なぜ国産SAFの構築が重要ですか?

エネルギー安全保障の観点から原料の多様化を図り、輸入に頼らず国内で安定的にSAFを調達するためです。

森空プロジェクトとはどのような取り組みですか?

日本製紙、住友商事、GEIなどが中心となり、木材由来のバイオエタノール生産を通じてSAFの普及を目指すプロジェクトです。

今回の連携で両社は何を目指しますか?

原料開発からSAF利用までを国内で完結させるサプライチェーンの実現可能性を検討し、日本の航空分野の脱炭素化に貢献することを目指します。