富士通とAnthropic、戦略的パートナーシップ契約を締結

富士通は2026年5月27日、Anthropic PBCと戦略的提携を発表した。富士通のAIプラットフォームや業種ノウハウとAnthropicの「Claude」を融合させ、日本企業のAIトランスフォーメーションと社会基盤の信頼性向上を推進する。
提携NQ 91/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月27日 16:18
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 00:41(発表から104時間22分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 00:47(収集から5分後)
2026年5月27日
富士通株式会社

当社は、Anthropic PBC(以下、Anthropic)と2026年5月27日に戦略的提携を発表しました。本協業により、当社はAnthropic戦略的パートナーとなり、Anthropicの先端的なAI技術と、当社が長年培ってきた業種・業務ノウハウ、ミッションクリティカル領域のシステム構築・運用力を融合することで、日本企業のAIトランスフォーメーションを本格的に加速するとともに、重要インフラをはじめとする社会基盤の安全性・信頼性の強化に貢献します。

当社は、まず自ら「Claude」をはじめとするAnthropicのAIを徹底的に活用し、その実践を通じてノウハウを蓄積・展開することで、日本企業および日本社会におけるAIトランスフォーメーションの推進に取り組みます。また、日本や世界の重要インフラに深く関与する企業としての責任のもと、AI時代のセキュリティを強化します。本協業により当社はAnthropicの最新のAIモデルに早期にアクセスし、これらを活用したソリューションの開発・提供を通じて、お客様に対してより高度で実践的なAI活用を提供していきます。

また、当社はAIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi」や大規模言語モデル「Takane」をはじめとする自社AI技術も有しており、データ主権、規制対応、セキュリティ、性能といったお客様の要件に応じて最適なAIの選定・設計・統合までをコントロールすることで、安心して利用できる形で提供していきます。このように複数のAIを使い分ける前提のもと、本協業によりAnthropicの先端的なAIを組み合わせることで、様々なAI活用へのニーズに応えていきます。

さらに、当社は、既に実施している安心・安全なAI社会の実現に向けた取り組み(AIトラスト)に加え、当社が有する先端テクノロジー(HPCや量子コンピュータを含む次世代のハイブリッド計算基盤など)のAI先端領域への活用を検討していきます。これにより、AIの安全性・信頼性を確保しながら、ミッションクリティカル領域においても安心して利用できるAIの社会実装を推進していきます。

本協業における主な取り組み

1. Anthropic活用によるFDE事業の強化
本協業において当社はAnthropicの「Claude」を活用し、AIを確実に価値創出につなげるForward Deployed Engineer(FDE)モデルを強化・展開していきます。当社はこれまでPalantir Technologies Inc.をはじめとした先進的なテクノロジーパートナーとの戦略的な提携を通じて培ってきたFDEの実践知を有しております。お客様の現場に入り込みながら、様々な業種知見と、「Fujitsu Kozuchi」や「Takane」などの自社テクノロジーを組み合わせ、AIのユースケース設計から実装・定着までを短期間で実現してきました。今後、本協業では、こうした当社のFDEモデルにAnthropicの「Claude」を組み合わせることで、単なるAI導入にとどまらず、お客様との密接な協業および業種別の知見を基盤に、実際の業務価値に直結するAI活用を実現していきます。

2. サイバーセキュリティの進化
AI時代のサイバー防御力強化に向け、企業や重要インフラおよび必須サービスのサイバー防御力の向上を推進します。専門人材に依存した属人的なサイバー防衛から、人とAIが協業して迅速に対応できる次世代のセキュリティ運用モデルへの進化を目指します。特に、ミッションクリティカル領域におけるAI活用と防御の両立を実現します。また、AIの技術進展に伴うサイバー防御への対応は大きな社会的課題となっており、当社は日本政府と連携し、得られた知見を通じ、社会全体のセキュリティ強化に貢献していきます。

3. 社内実践によるAI活用モデルの確立と展開
当社グループ全社員(約10万人)がAnthropicの「Claude」を自ら活用して、業務の高度化、高速化を実施しながら、AIを安心・安全に使える形を実践的に検証していきます。具体的には、当社がもつAIの信頼性向上を可能とする技術を組み込みながら、AIの利用における安全性・透明性・制御性を担保する技術と運用の両面を確立していきます。その過程で得られた知見や標準化されたアプローチをお客様に還元することで、日本企業における信頼性の高いAI活用を推進していきます。すでに2026年2月にAIドリブン開発基盤の取り組みを発表しているように、「Takane」のAIエージェントによる大規模システムの更新工程の自動化に取り組んでいますが、「Claude」も使いこなすことで、さらなる開発...

よくある質問

富士通とAnthropicの提携目的は何ですか?

日本企業のAIトランスフォーメーションを本格的に加速させるとともに、重要インフラをはじめとする社会基盤の安全性と信頼性を強化することを目的としています。

富士通はどのようにAnthropicの技術を活用しますか?

Anthropicの最新モデル「Claude」をグループ社員約10万人が活用し、業務の高度化・高速化を図るとともに、富士通の自社AI技術やFDE(Forward Deployed Engineer)モデルと組み合わせてソリューション開発・提供を行います。

本提携の主な取り組みは?

「Anthropic活用によるFDE事業の強化」、「サイバーセキュリティの進化」、そして「社内実践によるAI活用モデルの確立と展開」の3点です。

富士通独自のAI技術との関係は?

AIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi」や大規模言語モデル「Takane」をベースに、顧客要件に応じて最適なAIを選定・設計・統合する中で、AnthropicのAIを組み合わせたソリューションを提供します。

セキュリティに関してはどのような取り組みがありますか?

専門人材に依存した防衛から、人とAIが協業する次世代のセキュリティ運用モデルへの進化を目指し、ミッションクリティカル領域でのAI活用と防御の両立を図ります。