『乱読・乱談のセレンディピティ』

広く知の世界を放浪せよ。遠慮は無用! 知の巨人・外山滋比古が、思考を養い人生を変える読書術・雑談術を伝授

およそ40年にわたりベストセラーとして読み継がれている『思考の整理学』の外山滋比古による一冊。

「気の向いた本を、手当たり次第に風のように読むのがおもしろい」「乱談は、ほかの人と知的化学反応を起こす」という著者が、思いがけないことを発見する力<セレンディピティ>を乱読・乱談が引き起こすと唱え、読書術と雑談術について自由自在に語ります。

<コンテンツ>

本は身ゼニを切って買うべし/おそるべき書評/禁じられた読書/精読か速読か/生きる力に結びつく読み方/言葉の生命/反常識的読書/ジャンルにとらわれない/失敗をおそれない /思いがけないことを発見する能力/読書の化学反応 /文学とはなにか/私の読者論/悪魔よばわりされた日本語/文学史のなぞ/知的メタボリック・シンドローム/自然忘却の重要性/散歩に対する信仰/聴く知性とは/おしゃべりの知的創造性/言いたい放題のスクランブル談話 /誤解すれすれの正解/専門バカの錯覚/人間カマボコはうまくない……etc.

<本書より>

「乱読はジャンルにとらわれない。なんでもおもしろそうなものに飛びつく。先週はモンテニューを読んでいたがちょっと途中で脱線、今週は寺田寅彦を読んでいる。来週は『枕草子』を開いてみようと考えて心おどらせる……とにかく小さな分野の中にこもらないことだ。広く知の世界を、好奇心にみちびかれて放浪する。人に迷惑がかかるわけではないし、遠慮は無用。」

【著者プロフィール】

外山 滋比古(とやま しげひこ) 1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。 雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任。文学博士。英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続けた。 著書には、およそ40年にわたりベストセラーとして読み継がれている『新版 思考の整理学』(ちくま文庫)をはじめ、『新版 知的創造のヒント』(同左)、『日本語の論理-増補新版 』(中公文庫)など多数。『自然知能』(扶桑社文庫)『老いの整理学』(扶桑社新書)は、多くの知の探究者に支持されている。享年96。

【書誌情報】

タイトル:『乱読・乱談のセレンディピティ』

定価:990円(税込み)

発行:扶桑社

判型:新書版

発売日:2026年3月26日(木)

ISBN:‎978-4594102609

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