【自動車業界 実態調査(2)】6割強が必要な情報にたどり着けず、調べ直しを経験、社内ナレッジの埋没が課題に

エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社は、自動車業界における新規事業開発および商品企画の課題についての実態調査結果を発表した。調査によると、半数以上が週に1時間以上、約1割が週10時間以上を情報探索や整理に費やしている。全体の6割強が必要な情報を見つけられず調べ直しを経験しており、特に中間管理職でその傾向が顕著である。過去の自社事例や議事録といった社内の一次情報が埋没しており、管理が追いついていないことが明らかになった。
調査NQ 82/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月20日 19:00
  • 🔍 収集: 2026年5月20日 10:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月22日 23:12(収集から60時間40分後)
エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「当社」)は、自動車業界における新規事業開発および商品企画の課題、ならびにAI活用の実態に関する調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。なお、本調査に関するプレスリリースは全3回のシリーズでの発表となり、今回は第2回となります。

自動車業界 実態調査(1):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000045379.html

## 調査結果サマリー

① 情報探索や整理に週10時間以上を費やす層が約1割存在。

自動車業界の企画・開発職の半数以上が、週に1時間以上を情報探索や整理作業に費やしている。また、週10時間を超える層も約1割存在し、本来注力すべき創造的業務を圧迫している実態が浮き彫りとなった。

② 6割強が必要な情報にたどり着けず、調べ直しを経験。中間管理職ほど深刻な傾向。

回答者全体の6割強が必要な情報にたどり着けず、一度調べたことを再度調べ直すと回答した。特に課長・マネージャークラス、係長・主任・リーダークラスにおいてその割合が高く、情報探索の負担が大きくなっている可能性があるという結果に。

③ 埋没する社内ナレッジ。議事録や過去の自社事例が“見つからない情報”の筆頭に。

不足しがちな情報の多くは、外部データではなく「自社の過去事例」や「議事録」「メール・チャット履歴」といった社内の一次情報である。情報の蓄積は進んでいる一方で、管理が追いつかず、必要なときに必要な情報を見つけ出しづらいという課題が明らかになった。

## 調査概要

- 調査方法: インターネット調査
- 調査実施時期: 2026年3月6日(金)~2026年3月10日(火)
- 対象者条件: 全国20-69歳男女に配信。以下の方を抽出して実施
- 業種:自動車(完成車)メーカー、およびそのグループに属する研究開発専門会社や先行開発拠点、自動車部品・コンポーネントメーカーにお勤めの方
- 業務内容:新規事業開発、商品・サービス企画開発、R&D企画、IT/DX/AI推進、プロダクトマネジメント、UXリサーチ・デザイン等のいずれかに主担当として、あるいは部分的に関与している方
- サンプルサイズ: 226サンプル
- 調査主体: ファインディ株式会社
- 調査実施機関: 株式会社インテージ

(※)本調査はファインディ株式会社の利用ユーザーに対する調査ではないことをご留意ください。

前回のプレスリリースでは、自動車業界における新規事業開発・商品企画担当者のAI活用の実態について紹介しました。今回は、自動車業界における新規事業開発・商品企画担当者が社内に点在する様々な情報を「探す・まとめる」業務の実態に焦点を当て、課題を明らかにします。

## 約1割が情報探索の作業に週10時間以上費やしている

まず、自身の業務において、過去の調査結果・顧客の声・社内資料を「探す」作業に、1週間あたりどの程度の時間を費やしているかを聞いたところ、「1~3時間未満」が30.5%で最多となりました。次いで「30分~1時間未満」が22.1%、「3~5時間未満」が17.3%と続きました。

また、週10時間以上費やしている方(「10~15時間未満」と「15時間以上」の合計値)も全体の1割強を占めていることが分かりました。

次に、自身の業務において、過去の調査結果・顧客の声・社内資料の「整理・要約」にどの程度時間を費やしているのかを聞いたところ、「週1~3時間未満」が32.7%で最多となりました。次いで、「3~5時間未満」が18.6%、「30分~1時間未満」が16.4%と続いています。先に聴取した「情報を探す」ことよりも「整理や要約する」方がやや時間が長い傾向が見られます。

また、週10時間以上を費やしている方(「10~15時間未満」と「15時間以上」の合計値)も全体の約11%を占めていることが分かりました。

役職別で見ると、部長クラスでは「探す」「整理・要約」にかかる作業時間がやや短い一方、課長・マネージャークラス、係長・主任・リーダークラスはやや長い傾向が見られました。また、中間管理職層においては、情報探索や整理・要約にかかる負荷が大きいことがうかがえます。

よくある質問

自動車業界の企画・開発職は情報探索にどのくらい時間をかけていますか?

半数以上が週に1時間以上、約1割が週10時間以上を情報探索や整理作業に費やしています。

情報探索において、どのような課題が明らかになりましたか?

6割強が必要な情報にたどり着けず、調べ直しを経験しています。特に中間管理職で深刻な傾向にあります。

社内において、どのような情報が見つかりにくいですか?

外部データではなく、自社の過去事例、議事録、メール・チャット履歴といった社内の一次情報です。

この実態調査の対象者はどのような人ですか?

自動車メーカーや自動車部品メーカー等に勤務し、新規事業開発や商品企画等に関与している全国の20〜69歳の男女226名です。

情報探索と情報の整理・要約ではどちらが時間がかかっていますか?

「情報を探す」ことよりも「整理や要約する」作業の方がやや時間がかかる傾向が見られました。