日本が世界に誇る小型衛星の再突入技術を軸に、宇宙から地球への輸送をはじめとするインフラサービスを開発する株式会社ElevationSpace(代表取締役CEO:小林稜平、本社:宮城県仙台市)は、シリーズBラウンドにおいて第三者割当増資により過去最大の総額64億円の資金調達を実施しました。

これにより、創業以来の累計調達額は101億円を達成することとなり、宇宙輸送市場および低軌道上サービス市場への注目の高まりを示しています。

◼️ 資金調達の背景

当社は、宇宙ステーションから人や物が地上へ帰還する際に不可欠な、日本独自の小型揚力誘導技術に関する知見を踏まえ、宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」や、有人低軌道拠点から地球への小型高頻度輸送サービス「ELS-RS」の開発に取り組んでいます。現在、ELS-Rの民間初となる再突入衛星初号機「あおば」は、詳細設計技術審査(CDR)を完了し、フライトモデルの組み立てを進めています。

プレシリーズB資金調達以降、宇宙ステーション開発企業Axiom Space社との高頻度の大気圏再突入・回収サービスに関する協業や、Redwire社のバイオ医薬品技術の自社プラットフォームへの統合計画に関する協業など、グローバルなパートナーシップ構築を力強く推進しています。また、組織規模を80名超へと拡大し、開発体制を強化してまいりました。

宇宙戦略基金事業の「高頻度物資回収システム技術」への採択や「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」への連携機関としての参画と、日本低軌道社中とのポストISS時代の低軌道活動インフラ確立に向けたテーマ間連携を公表するなど、次世代の宇宙インフラとして、宇宙から地球への輸送サービスおよび宇宙環境利用サービスの実現に向け、技術面・体制面・事業展開において着実かつ挑戦的な前進を遂げています。

今回の調達資金は、当社の宇宙から地球への輸送サービスおよび宇宙環境利用サービスの開発や運用と、グローバル展開等に充て、当社事業の更なる展開の歩みを着実に進めてまいります。

第三者割当増資引受先(順不同)

投資家

運用会社

宇宙フロンティア2号投資事業有限責任組合

スパークス・アセット・マネジメント株式会社

Beyond Next Ventures3号投資事業有限責任組合

Beyond Next Ventures 株式会社

EEI5 号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合

株式会社環境エネルギー投資

シンプレクス・グロース・キャピタル1号投資事業有限責任組合

シンプレクス・キャピタル・インベストメント株式会社

テクノロジーベンチャーズ6号投資事業有限責任組合

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社

ニッセイ・キャピタル15号投資事業有限責任組合

ニッセイ・キャピタル株式会社

アニマルスピリッツ合同会社

大日本印刷株式会社

豊田合成株式会社

TAKANAWA GATEWAY 地球益投資事業有限責任組合

グローバル・ブレイン株式会社

三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合

三菱UFJキャピタル株式会社

ドコモ・イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ

NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合

SBIインベストメント株式会社

ZVC2号投資事業組合

Z Venture Capital株式会社

りそなキャピタル8号投資事業組合

りそなキャピタル株式会社

雇用創造ファンド

パーソルベンチャーパートナーズ合同会社

SMBCベンチャーキャピタル株式会社

あおぞらHYBRID3号投資事業有限責任組合

あおぞら企業投資株式会社

個人投資家様

引受先のコメント(順不同)

Beyond Next Ventures株式会社 代表取締役社長/マネージングパートナー 伊藤 毅 様 投資部門 プリンシパル 蔭山 裕行 様 2024年のシリーズA初回投資に続き、今回シリーズBにコリード投資家として出資いたしました。ElevationSpaceは、小型カプセルの再突入技術という極めて独自性の高い技術をコアに、宇宙から地球への「帰りの便」を担う国内唯一無二のポジションを築いてきました。

弊社が初回投資時に最も重視した経営課題のひとつが、大型調達を主導できるCFOの招聘でした。同社はこれを着実にクリアし、2025年に参画した今久保CFOが中心となって今回の調達を計画どおり完遂されたことを、経営チームの確かな実行力の証として高く評価しています。

強固な経営体制と現場の不断の努力により機体開発は順調に進捗し、宇宙戦略基金への複数採択や国内外パートナーとの連携加速を通じて、事業の蓋然性は格段に高まっています。日本の宇宙開発が培ってきた強みをレバレッジした同社が、グローバルの宇宙産業においてユニークな貢献を生み出していくことを強く期待し、今後も力強く伴走してまいります。

スパークス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長 阿部 修平 様 宇宙投資チーム ヴァイスプレジデント 長谷川 翔紀 様

ElevationSpace社は地上と宇宙空間をモノやヒトが往来するために必要不可欠な「再突入技術」を軸に事業を行っております。2024年にシリーズAで投資をさせていただいて以降、初号機の開発および事業の両面で着実な進捗が見られ、あわせて組織体制も大きく強化されました。

今回、本シリーズBの共同リード投資家として、これから同社の事業が本格的に具現化していくことを期待し追加出資いたしました。同社が宇宙産業のフロンティアを切り拓いていく存在となるよう、引き続き支援してまいります。

株式会社環境エネルギー投資 取締役パートナー 中村 謙吾 様 キャピタリスト 尾﨑 千紘 様 この度コリード投資家としてシリーズBラウンドにご一緒させていただきました。

宇宙地球間、ひいては宇宙空間全体の輸送インフラを確立していく上でElevationSpace社の再突入・誘導技術は重要なキーであり、こういった世界に誇れる日本発技術がグローバルの宇宙産業において一つのハブとなっていくことへ大きな期待をしております。そんな中、この度ElevationSpace社とご一緒させていただきましたことを大変うれしく思います。

すでに国内外で事業拡大が進んでおりますが、今後さらに世界に向けて飛躍していかれることを期待し、EEIとしてもますますの発展を支援してまいります。

大日本印刷株式会社(DNP)

マーケティング本部本部長 常務執行役員 千葉 亮太 様

このたび、ElevationSpace社のシリーズBラウンドでの資金調達完了を心よりお祝い申し上げます。また、宇宙環境利用・回収プラットフォームの実現に挑戦する同社の取り組みに、株主の一員として参画できることを大変うれしく思います。

同社が開発を進める宇宙から地球への輸送サービスおよび宇宙環境利用サービスは、ポストISS時代の低軌道利用を支える重要な基盤になると期

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:Axiom Space / Redwire / Beyond Next Ventures
  • 製品・サービス:ELS-R / ELS-RS