【日本進出】フランス発の折り畳み技術専門企業「Eclore Actuators」が日本本格展開へ、国内ロボットメーカーとのパートナーシップを推進

フランスの折り畳み技術専門企業「Eclore Actuators」が、300万ユーロを調達し日本市場に本格参入。独自のポリマー製折り畳みジャバラで、国内大手ロボットメーカーとの協業を図る。
新製品NQ 83/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年6月3日 17:30
  • 🔍 収集: 2026年6月3日 08:50
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月3日 08:52(収集から1分後)
Eclore Actuators(エクロール・アクチュエーターズ)について:折り畳み工学を産業化

Eclore Actuators(略称:エクロール)の歩みは、創業者ピエール・ゴーティエ=ル・ブルシュがソウル国立大学への留学中、宇宙打ち上げ技術に応用される「折り畳み技術」に着目したことから始まりました。

この技術が宇宙分野にとどまらず、幅広い産業に革新をもたらすと確信した同氏は、世界初となる独自の自動折り畳み機を開発し、その製造プロセスにおいて特許を取得。2019年、フランス西部のナント市にてエクロールを設立しました。

フランス語で「開花」を意味する社名は、自然界において複雑な形状がコンパクトかつスマートに展開する様子に由来しています。

現在、当社は産業用ロボット、宇宙、防衛などの最先端分野における高度な技術ニーズに対応しています。エクロールの持つノウハウは、「コンパクトさ」「軽量性」「耐久性」の3つの軸で、ものづくり業界に新たな革新をもたらします。

産業用ロボット向け製品:高性能折り畳みジャバラと保護キット

エクロールは、産業用ロボット、特にSCARA(水平多関節)ロボットにおいて、保護ジャバラの耐久性が極めて重要な課題であることに着目しました。食品加工からクリーンルームまで、これらのロボットは生産環境および自機の清浄度を維持するために、垂直軸の確実な保護を必要とします。従来のジャバラが機械的な摩耗や薬品による劣化という限界に直面する中、エクロールのポリマー製「折り畳みジャバラ」は、これまでにない高パフォーマンスを実現する新たな業界標準を提案します。

■ エクロール製折り畳みベロウズの主な特徴

- 驚異的な長寿命: 1,000万サイクルを実現。従来のジャバラと比較して約5倍の耐久性を誇ります。
- 高い耐薬品性: 20種類以上の薬品および洗浄剤に対応。
- 優れた環境適応力: FDA準拠、ISOクラス4認証、および最大IP69Kまでの防水・防塵性能を網羅。
- 完全カスタマイズ対応: サイズ、取付方法は、カラー、それぞれのお客様のニーズに合わせて最適化可能。
- 即導入可能な保護キット: 主要メーカー(ファナック、安川電機、デンソーウェーブ、セイコーエプソン、ヤマハ発動機、オムロンなど)の機種に適合する23種類の保護キットを展開。インテグレーター向けに設計された、後付けが容易なソリューションです。
- 環境への配慮: PFASフリーを保証。

高性能な折り畳みジャバラを導入することで、メンテナンス頻度を劇的に減らし、工場のオペレーションコスト大幅削減に貢献します。

グローバル市場を牽引する日本ロボットメーカーとのパートナーシップを構築

2025年12月の東京代表事務所の開設は、世界の産業用ロボット市場を牽引する日本企業とのパートナーシップを構築するという、エクロールの強い意思の表れです。この日本市場への本格参入は、フランスの産業および地域ファンドから実施した300万ユーロ(約5.5億円)の資金調達を受けて実現しました。

創業者兼CEO ピエール・ゴーティエ=ル・ブルシュのコメント: 「今回の資金調達は、Eclore Actuatorsにとって重要な節目となります。これにより、製造体制を強化し、技術開発をさらに加速させることが可能になります。弊社の独自技術である折り畳みジャバラを、日本のロボット産業、さらには宇宙航空や防衛といった極めて要求水準の高い市場へ提供できることを大変嬉しく思います。」

■ 「2025国際ロボット展(iREX)」への出展と反響

「2025国際ロボット展(iREX)」への出展では、フランス発の革新的な技術に対して日本市場から非常に高い関心が寄せられました。この反響を受け、現在は東京拠点を軸に国内主要ロボットメーカー各社との具体的な商談や長期的な協力関係の構築が、現地で急速に進んでいます。

ロボット、宇宙、防衛市場を見据えたエクロールの独自R&Dと技術開発

エクロールの主力製品はSCARAロボット向け折り畳みジャバラですが、事業の核心は研究開発(R&D)にあります。全社員の半数以上を技術者が占める当社の技術力は、極限環境での高い信頼性が求められる宇宙産業等においても評価されています。

具体的には、月面ローバー向けのポリイミド製ジャバラや、人工衛星の軌道離脱アームの開発を推進しています。これらのプロジェクトにおいて、欧州宇宙機関(ESA)は共同開発の重要なパートナーであり、エクロールの折り畳み技術は次世代の宇宙開発を支える重要なコンポーネントとなっています。

よくある質問

Eclore Actuators(エクロール・アクチュエーターズ)とはどのような企業ですか?

フランスのナント市に拠点を置く、折り畳み工学を産業化する専門企業です。産業用ロボット、宇宙、防衛向けに、コンパクトさ、軽量性、耐久性を兼ね備えた技術を提供しています。

エクロールの折り畳みジャバラの主な特徴は何ですか?

1,000万サイクルという高い耐久性、20種類以上の薬品に対応する耐薬品性、IP69Kまでの防水・防塵性能を備えています。また、PFASフリーで環境にも配慮しています。

日本市場参入の目的は何ですか?

世界を牽引する日本のロボットメーカーとのパートナーシップ構築が主な目的です。2025年12月に東京代表事務所を開設し、現地での商談や長期的な協力関係の構築を加速させています。

資金調達の規模はいくらですか?

フランスの産業および地域ファンドから300万ユーロ(約5.5億円)を調達しました。

製品の主な用途は何ですか?

産業用ロボット(特にSCARAロボット)の保護ジャバラが主力です。他にも、月面ローバー向けのポリイミド製ジャバラや、人工衛星の軌道離脱アームといった宇宙・防衛分野での活用が進められています。