2026年6月16日 - 防災意識の高まりとともに、家庭用の備えとして注目されているポータブル電源。
停電や災害時に使う「非常用電源」として知られる一方で、最近では日常使いやアウトドア、車中泊、在宅ケアなど、さまざまなシーンで活用されるようになっています。
しかし実際には、
- ポータブル電源は本当に必要なのか
- 防災用として選ぶなら何を見ればいいのか
- 容量や出力はどう考えればいいのか
- 普段はどう使っておけばいいのか
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、一般社団法人ポータブル蓄電池リサイクル協会 事務局長・水口氏へのインタビューをもとに、ポータブル電源の選び方・使い方・防災時に重要なポイントをわかりやすく整理します。
あわせて、DJIが展開するDJI Powerシリーズが、なぜ日常と防災の両方で活用しやすいのかもご紹介します。
ポータブル電源はどんな人に必要?
「電気がないと困る人・場所」にこそ重要
まず水口氏が強調したのは、ポータブル電源は特に電気が止まると生活に大きな影響が出る人や環境に向いているという点です。
水口氏は次のように話します。
> 「電気がないと生活が難しい人や場所に適しています」
たとえば以下のようなケースです。
- 在宅医療機器や介護機器を使用している家庭
- オール電化住宅
- 停電時も通信手段を確保したい家庭
- 車中泊をする人
- アウトドアやキャンプで電源を使いたい人
このように、ポータブル電源は単なる災害用備蓄ではなく、日々の暮らしを支える電源の選択肢として考えることができます。
ポータブル電源は防災用に「買って終わり」ではない
普段から使っておくことが大切
ポータブル電源を防災目的で購入しても、そのまま収納してしまうケースは少なくありません。
しかし水口氏は、普段から使い慣れておくことが非常に重要だと話します。
> 「ポータブル電源は普段から使い慣れておくことが大切です。買ってそのまましまい込むのではなく、日常的に使っておいたほうがいいと思います」
非常時に初めて使おうとすると、
- どの家電に使えるかわからない
- どのくらい持つのかわからない
- 充電方法がわからない
といったことが起こりがちです。
そのため、普段から
- スマートフォンの充電
- ノートPCの給電
- 小型家電の電源
- 屋外での電源利用
などに活用し、実際の使い方に慣れておくことが、防災対策としても有効です。
> 「パススルー機能持った製品で冷蔵庫に常時接続して使うなど普段使いのポータブル電源で1000Wh以上の容量あれば安心です」
ポータブル電源の選び方で最も大切なのは?
日本では「安全性」と「アフターサポート」が重要
ポータブル電源の選び方として、水口氏がまず挙げたのが安全性です。
> 「発火しないことが重要な点の一つです」
特に日本では、防災と同時に火災リスクへの不安も大きいため、ポータブル電源を選ぶ際にはバッテリーの安全性をしっかり確認する必要があります。
近年はリン酸鉄リチウムイオン電池の採用が広がり、安全性の向上が進んでいます。
さらに水口氏は、製品の信頼性を高めるうえで重要なのは本体性能だけではないと指摘します。
> 「信頼性を高めるうえで最も重要なのは、メーカーのアフターサポートです」
ポータブル電源は長く使う製品だからこそ、困ったときに相談できるサポート体制も重要です。
防災用として購入する場合ほど、信頼できるメーカーかどうかを確認することが大切です。
DJIは日本国内にアフターサービスチームを有し、365日の迅速対応サポートシステムを構築しており、ユーザーの皆様は弊社製品を安心してお使いいただけます。
アフターサービスの詳細は、こちらでご確認できます:https://www.dji.com/jp/support
ポータブル電源の容量と出力の違いとは?
「何が使えて、どれくらい使えるか」で考える
ポータブル電源を比較するとき、容量(Wh)や定格出力(W)といったスペックが並びます。
ただ、数字だけ見ても違いがわかりにくいと感じる人は多いでしょう。
この違いについて、水口氏は次のように説明しています。
> 「何が使えて、それをどれくらいの時間使えるか、ということです」
簡単に言うと、
- 容量:どれくらい長く使えるか
- 出力:どんな機器を動かせるか
の目安になります。
>「例えば、100Wの電気製品を5時間使いたいとしたら、100W×5時間=500Whの電池容量が必要です。災害時はどちらが重要と言うことではなく、必要な電気製品の組み合わせが重要です。」
そのため、ポータブル電源を選ぶときは、単に「大容量だから安心」と考えるのではなく、
- スマホを何回充電したいか
- 照明を何時間使いたいか
- 電気毛布や扇風機を使いたいか
- 災害時に優先したい家電は何か
これらをミックスして停電時に生活を維持するのに必要な電力量を考えることが重要です。
Power 1000 Miniの場合
防災用ポータブル電源は充電方法も重要
コンセント以外の充電手段があると安心
防災用としてポータブル電源を考えるなら、充電方法の多さも見逃せません。
水口氏はこう話します。
> 「充電方法を幾つか用意することは安定して充電するために重要です。充電が十分であれば多くの機器へ給電できるため災害時に電源を共有することが容易になります。」
家庭のコンセントだけでなく、
- 車から充電できる
- ソーラーパネルに対応している
- さまざまな状況に合わせて充電できる
といった柔軟性があると、停電時や長期の電力不足にも対応しやすくなります。
また、停電中は高消費電力の家電を長時間使い続けるのではなく、限られた電力を通信・照明・必要な機器に優先して使うことも大切です。
災害時は「持ち運びやすさ」も大切
避難所や高齢者世帯では可搬性が重要
ポータブル電源というと、容量に目が向きがちですが、実際の防災シーンでは持ち運びやすさも重要です。
水口氏は、災害時にまず必要なのは情報収集だと話します。
> 「災害時の情報収集は誰にとっても重要な課題です。そのため、スマートフォンやラジオへの電源供給をメインに、重量が10kg程度までの持ち運びができる重さ、出力500W・容量1000Whの製品から選ぶと良いでしょう。」
スマートフォンやラジオを使うためには、必要な場所に電源を持っていけることが大前提です。
特に以下のようなケースでは、可搬性が大きな価値になります。
- 避難所で使いたい
- 高齢者が扱う
- 介護現場で移動しながら使いたい
- 家の中で必要な部屋へ持ち運びたい
容量が大きくても重すぎると、いざという時に使いにくいことがあります。
防災用ポータブル電源の選び方としては、「持てるかどうか」も重要な基準です。
コンパクトなポータブル電源はどんな場面で役立つ?
避難所・介護施設・キャンプにも向く実用
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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