イベント業界一体となって開発したカーボンカリキュレーター「EVENT CARBON SIMULATOR」始動

株式会社電通ライブと日本イベント産業振興協会(JACE)加盟の15社は、イベント業界の標準となるカーボンカリキュレーター「EVENT CARBON SIMULATOR」の主要機能開発を完了した。重量ベースの算定により客観性と透明性を確保し、スコープ3の開示義務化に対応する。現在は試験運用中で、将来的な一般公開を目指し、業界全体のサステナビリティ向上と健全な競争環境の構築を推進する。
businessNQ 54/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月28日 10:00
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 01:10(発表から87時間10分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 23:34(収集から22時間23分後)
※本リリースは、JACE加盟の15社による運用ワーキンググループを代表し当社より発信いたします。

株式会社電通ライブ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:中邨 正人)は、一般社団法人日本イベント産業振興協会(所在地:東京都千代田区、会長:石井 直、以下 JACE)に加盟する開発パートナー企業とともに、2025年6月より開発を進めてきた、イベント活動プロセスにおける業界標準カーボンカリキュレーター「EVENT CARBON SIMULATOR」について、主要機能の開発を完了いたしました。これに伴い、JACE加盟の15社による「運用ワーキンググル―プ」を結成。将来的な一般公開に向けた試験運用を開始したことをお知らせいたします。

■開発の背景:サステナビリティ開示への対応と業界の課題
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)による2027年3月期からの情報開示の段階的義務化を受け、企業の温室効果ガス(GHG)排出量の把握・開示は、今や避けて通れない経営課題となっています。特に、サプライチェーン全体(スコープ3)の開示についても将来的に対象となることが見込まれており、その基準作りが様々なところで議論され始めています。

イベント業界においても、こうした不透明な状況下で、将来の開示要請に耐えうる定量的かつ客観的なエビデンス(算定根拠)の確保が喫緊の課題となっています。こうした背景から、本カリキュレーターでは、企画・制作・本番・終了後までのプロセスを横断的に捉え、「誰が計測しても同じ結果が得られる」という算定の統一性および再現性を最優先に設計いたしました。

■EVENT CARBON SIMULATORの主な特徴
・「重量ベース」による高精度な算定
従来用いられることが多かった、算定誤差が大きい「金額ベース」ではなく、より算定誤差を抑えられる「重量」を軸に据えた算定方式を採用。より客観的で透明性の高いエビデンス(算出根拠)の提供が可能になります。

・業界標準ルールの確立
個社ごとの基準ではなく、JACEを通じた業界共通の算定ルールを構築。これは、株式会社博報堂プロダクツが2024年6月に提供開始した「SUSTAINABLE ENGINE CARBON SIMULATOR」をベースに構築されたものです。これにより、イベント間での比較検証や、業界全体での削減目標の設定が可能になります。

■今後のロードマップ
2026年4月より試験運用を行い、実際の現場データをもとにユーザビリティと精度の検証を行っています。その成果を反映しながら、将来的に一般公開することを目指し活動を進めてまいります。

■運用ワーキンググループが目指すビジョン
私たちは、本カリキュレーターを通じて、イベント業界各社が「同じ土俵」で環境負荷の低減とデザインの質を競い合う、健全な競争環境を実現することを目指しています。サステナビリティ対応を個社の取り組みから「業界標準」へと昇華させることで、持続可能なイベント文化の醸成に寄与してまいります。

よくある質問

EVENT CARBON SIMULATORとは何ですか?

イベント活動における温室効果ガス排出量を、重量ベースで高精度に算定するための業界標準ツールです。

なぜ重量ベースの算定を採用したのですか?

金額ベースよりも算定誤差を抑え、より客観的で透明性の高いエビデンスを提供できるためです。

開発の背景には何がありますか?

サステナビリティ基準委員会(SSBJ)による情報開示の義務化や、サプライチェーン全体(スコープ3)の排出量把握が求められているためです。

誰が運用していますか?

JACE(日本イベント産業振興協会)に加盟する15社で構成された「運用ワーキンググループ」が運用しています。

今後の予定は?

試験運用を通じてユーザビリティと精度の検証を行い、将来的な一般公開を目指しています。