DataLabs、点群・2D図面両方からBIM/CIMモデルを自動生成するクラウドサービス「Framy」を開発、テストユーザー募集を開始

DataLabs株式会社が、点群データと2D CAD図面からBIM/CIMモデルを自動生成するクラウドサービス「Framy」を発表。6月よりテストユーザーの募集を開始する。SBIR採択技術を基盤とし、建設業界のDXを推進する。
新製品NQ 90/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月29日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年5月30日 22:57(発表から28時間57分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月30日 22:59(収集から1分後)
DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:田尻大介)は、点群データおよび2D CAD図面からIFC形式のBIM/CIMモデルを自動生成するクラウドサービス「Framy(フレイミー)」を発表し、6月よりテストユーザーの募集を開始いたします。

■ 背景
国土交通省はBIM/CIMの原則適用を段階的に進めており、2026年度は3Dモデルの契約図書化に向けた義務化移行期です。2027年度以降は3Dモデルと積算システムの連携が標準化される見通しで、3D対応が受注機会を左右する時代が到来しつつあります。しかし現場ではBIM/CIM対応の専門人材やツールが不足し、外注コストも高止まりしているという課題が存在していました。Framyはこうした課題を解決し、建設業界の3Dデータ活用を加速させるために開発されました。

■ 技術的基盤:SBIR採択と各インフラオーナーとの技術実証
Framyの自動モデリング技術は、国土交通省の「デジタルツインを活用した公共構造物の維持管理手法の技術開発・実証」(SBIR)に採択された研究開発成果を基盤としています。そのほか、大手鉄道事業者様等をはじめとする主要インフラオーナーとの精度検証等を経て、鉄道高架橋や橋梁等での実用性を確認してきました。

■ 「Framy」の概要
Framyは点群データまたは2D CAD図面をクラウドにアップロード+簡易指示だけで、IFC形式のBIM/CIMモデルを約数分で自動生成するクラウドシステムです。高性能PCや専用ソフトは不要。点群と2D図面の両方からモデルを自動生成できることが当社の強みです。

■ ビジョン:3D納品物の自動生成工場
BIM/CIMが適用される今後の建設プロジェクトでは測量・設計・施工・維持管理の各フェーズで3D納品が求められていきます。Framyは各事業者様が取得する図面・点群データをLandXML・IFC形式に自動変換する「3D納品物の自動生成工場」として、インフラ業界を横断的に支えるデータ変換基盤を構築します。特に道路・河川・橋梁といった土木インフラは、構造物と地形・土工部が不可分です。FramyはIFC形式での構造物BIMに加え、国土交通省の標準であるJ-LandXML1.2形式による道路線形・地形面・横断面のモデル化にも対応し、構造物・地形・土工を一つの3D空間で統合管理する基盤を志向しています。

加えて、国土交通省が推進する「2Dと3Dの整合確認」に対応し、自動生成されたBIM/CIMモデルと元の2D図面との差分を自動検出・リスト化する機能も開発中です。お客様は差分リストをもとに修正要否をご判断いただけます。修正作業についても、社内の専門モデリングチームが一貫して対応できる体制を整えており、モデルの自動生成から品質検証・修正までワンストップでサポートできる点がFramyの差別化要素の1つです。

さらに、Framyは生成されたBIMモデルを単発の納品物で終わらせない設計を志向しています。設計変更時のバージョン管理・差分ハイライト機能、モデル上に部材単位でコメントを残せるレビュー機能を備え、設計者・発注者・施工者が継続的にモデルを更新・運用できる協働基盤を構築中です。

■ 拡張性:建築・設備BIMへの展開
また、土木構造物に加え、建築・設備分野の2D図面からのIFCモデル自動生成にも対応を進めております。構造・空調・配管平面図等から、室空間・通り芯・柱梁・建具・配管系統に至るまで構造化されたIFCモデルを生成可能で、設計事務所・サブコン・ビルオーナーの皆様にもご活用いただけるよう開発を進めております。

■ テストユーザー募集
既に先行的に複数の企業様にトライアルを行っていただいておりますが、この機会に10社程度のテストユーザーを6月から募集します。2D CAD図面からのモデリングについて、デモ版(α版)を先行的に無償でご提供いたします。

よくある質問

Framyとはどのようなサービスですか?

点群データまたは2D CAD図面をアップロードするだけで、IFC形式のBIM/CIMモデルを約数分で自動生成するクラウドシステムです。

Framyの主な強みは何ですか?

高性能PCや専用ソフトが不要である点、点群データと2D図面の両方から自動生成が可能な点、およびBIMモデルと2D図面の差分自動検出機能の開発などが挙げられます。

テストユーザーはいつから募集されますか?

2026年6月から募集を開始します。

Framyの技術的背景は何ですか?

国土交通省の「デジタルツインを活用した公共構造物の維持管理手法の技術開発・実証」(SBIR)に採択された研究成果を基盤としています。

土木分野以外にも対応していますか?

建築・設備分野の2D図面からのIFCモデル自動生成にも対応を進めており、設計事務所やサブコン向けの開発を行っています。